6/5 キラキラと4択
- カテゴリ:タウン
- 2021/06/05 02:30:45
仮想タウンでキラキラを集めました。
2021/06/05
集めた場所 | 個数 |
---|---|
神社広場 | 10 |
展望広場 | 3 |
4択 「フィンランド」
キラキラ 「神社広場」 右の川面
「展望広場」 屋敷の木立
4択 クリスマスシーズンに行きたい国は? → フィンランド
北欧の国!
ムーミンの国!
しかイメージのない国キター。
ムーミンはスウェーデン語で書かれたフィンランド作品という謎ものだが、公用語がフィンランド語とスウェーデン語で、作者のトーベ・ヤンソンはスウェーデン語のところで生まれ育ったので仕方ない。
カナダではカナダ国歌を英語で歌うかフランス語で歌うかのどちらのほうが素敵かを英語圏の人とフランス語圏の人が言い争うようなもんだな。
でもカナダは移民で英国由来とフランス由来があるから仕方ないとしてフィンランドでスウェーデン語が公用語となっているのはなんでだ?
調べよう!
フィンランドとスウェーデンは隣国。
が。
圧倒的にスウェーデンのほうが強い。
今でも人口はスウェーデン1000万人に対してフィンランド500万人だ。
・・・日本からしたらどっちもどっちだが、倍も違う!!
昔から諍いが絶えず、特に先にキリスト教国になったスウェーデンが十字軍としてフィンランド進行したりしたらしい。
1219年には完全にスウェーデンの支配下に入る。
スウェーデンと同化する一方でフィンランド文化は農民の中に残ったという。
当時の支配した国の常識として、フィンランド農民には多くの負荷がかけられる。
徴兵もその1つで勇猛として知られるフィン人の兵士はスウェーデンに恩恵をもたらしたが、捻出する側のフィンランドの貧農(豪農はあの手この手で逃れた)には重い負担であったようだ。
実際1626年から5年程の記録をみるとスウェーデン軍の3分の1の兵士はフィンランドが負担している。
プロテスタント、カトリックの戦争である30年戦争では「ポーランド軍にはタタール人(コサック)がいる様に、スウェーデン軍にはフィン人がいる」とまで言われ恐れられたという。
が。
当然フィン人は面白くない。
スウェーデンの永遠の敵国であるロシアと計って
スウェーデンから独立しようと頑張った!!
が、見つかって平定されたりした!
しかしとうとう1807年。
ロシア皇帝アレクサンドル1世がスウェーデンと戦い、フィンランド公国をうちたてる。
アレクサンドル1世が初代フィンランド公国の大公に就任。公用語はスウェーデン語となる。
・・・あれ??
と思ったら国内からの強力な希望によって後にフィンランド語が公用語に追加された。
国を失ってから600年近くが経過していた。
それまでフィンランド語を守り抜いていたのか。
今のようにテレビがあるわけでもラジオがあるわけでも学校教育があるわけでもないから画一化は遅いとはいえ、600年守り抜くって凄いな。
しかし当然ながらロシア帝国下の自由であってその後のロシアの国内事情にフィンランドは揺さぶられていく。
ロシアからの独立は容易ではなく、ロシア帝国が倒れたすきに独立しようと思ったら、国内の赤がソ連に参加するべし蜂起、内乱になるわ、ソ連と戦っていたらいつの間にか枢軸側にいっててWW2では敗戦国となって多額の賠償金を課せられるわ、お金の代わりに工業品ではいかが?といったら逆に注文殺到で大金持ちになるわ。
冷戦終わったらロシアがあまり買ってくれなくなってGDP4割減の赤字国歌になるわ・・・。
それでもフィンランドという国である、という確固たるアイディンティはロシア支配下の公国で培われ、今に至る。
ロシア支配下でロシア語の強制もあったのに、スウェーデン語は公用語として残しても、ロシア語は残さなかったのだな、フィンランド。
WW2敗戦後の日本の行動について「日本は国として敗れるという経験がなかった故に立ち回りがうまくなかった」と評価する人がいる。
もうちょいフィンランドがどうやって600年、フィンランドを守ってきたのか学んでもいいのかもしれない。
強国と国境を接している国は、常に支配の脅威にさらされていたわけだね。
しまぐにニッポンは、その辺で危機感が薄かった。
だから今でも、自己主張が弱く、国際交渉も下手って言うね。
まあ、何でもかんでも主張すりゃいいってもんじゃないって、ニホンジンナラ感じるところだが…。
日本国内でも、アイヌの言葉は消滅の危機にあるよねえ。
沖縄にだって、かつては琉球王国があったわけでしょう。
詳しく知らないけど、独自の言葉があっただろうに、その辺はどうなんだろ。
日本語の沖縄弁として、ギリ通じるくらいの差異だったのかな??
つつきさん、そこんとこリサーチよろしく(←丸投げ~)。