ガイアの夜明け3
- カテゴリ:自作小説
- 2021/06/04 21:45:30
フハぁ~(夥しい黒煙がハミのある口元から噴き出ている)
赤座クリステル?:黒王よ!お前との旅が、ここまで続くとは思わなかったは!共に走り、共に戦い、これまで良くこの私に付いてきてくれた。まだお前には褒美すら与えたことも無い私であるが、この星なら、好きなだけ人参とやらが喰えるであろう。お前が望む方角へ、タズナを引いては、お目当てのご馳走をたっぷりとその口にほうりこんでくれるは!
黒王?:ギャオーーン!ブルルルーー
赤座クリステル?:んん?おお!なんと!翼が生えたか!!ここにきて、その様になるとは!んん?だとすると?他も変わっているかもしれぬな。急がねば!黒王よ!不死鳥火の鳥の如く飛んで我を導くのだ!いざ!は!パチン!♪
黒王?:ギャオーーン!ダッタラダッタラバサー!バサーバサバサバサバサ・・・・・(空へと舞い上がる。)
赤座クリステル?:んはっはっはっはっは!この星は我らの星!上空からすべてが見下ろせれるは!!はっはっはっはっは!は!パチン!♪
黒王?:ギャオーーンンンンンンン!
この者、戦車を持つ赤座クリステル。この星に来て戦車となる馬が?空をも飛べる姿へと変化したのであった。黒王の特技はトルネード。竜巻を発生させ、相手を取り込み身動き取れなくさせるのが特技であ~る。そして、赤座クリステルは?武勇外伝拳、正拳突きを得意とした魔波動を発生させ、相手を粉砕させるほどの威力ある正拳殺法を得意としているのであ~る。剛力であ~る。鬼昇転血隊のメンバーの一人である。
赤座クリステル?:んん?何か聴こえたような・・・何!無惨様からであるな。どこから?
黒王?:ギャオーーン!ギャアー!ギャアー!バサバサーー!バサバサーー!
赤座クリステル?:んお!お前も聴こえたのか、これは何であるか、頭の中で声が聴こえたが・・・幻聴ではないのか・・・しかし、黒王も聴いている・・・これは・・・無惨様が、俺の頭の中にいらっしゃるのでは・・・?コンコン!(自分の頭を叩く)無惨様いらっしゃいますか?・・・・・・返事がない・・・黒王よ!これより無惨様の元へ向かう!何かあったのかもしれぬ、無惨様を探すのだ!は!パチン!♪
黒王?:ギャオーーン!
タカベー改?:無惨様にみなを集めろと城から出てきたはいいけど、この星は、なんか歩きづらいなーーなんだこれ?コツン!コツン!平らな通り道の様な、あっち!熱いじゃないか!これなんだべ?あ?あそこで人が沢山なにかをしているなーちょっと行ってみるか・・・あのーすみません、人を探しているのですが、
何かの作業をしている人たち:じゃーまだよ!おどき!
タカベー改?:何しているんですか?
何かの作業をしている人たち:商品を運ぶのに、運びやすく道をこうして修理しているのさ。
タカベー改?:修理なんだ。これってなんでできてるんですか?
何かの作業をしている人たち:アスファルトってぇ~石油から出た余った物を、こうして地べたに塗ったくって、木槌で叩いて平らにならしてんだぁ~あ?あんたもやってみるべか?みなでやらないと日が暮れてしまうでよ!あっちじゃ地獄の火炎でこのアスファルトを温めて柔らかくしてっから、そいつをそのバケツで運んできてくれねーべか?
タカベー改?:あっち?あの山のところか?
何かの作業をしている人たち:そうだ。あの山だ、持ってくるまでもたもたしてたらすぐに硬くなってしまうでよ、走って持ってこないとならないんだよ。あんたも鬼だべ?あんたなら頑丈そうだし、速く持ってこれそうだもんな?
タカベー改?:いや~おらは無惨様に鬼昇転血隊のメンバー集めろ!って言われてよーそんな修理やってる場合じゃないんだなー
何かの作業をしている人たち:ああ?そうだったのか?そんなら早く行けよ!ここにはそのメンバーのやつはいないよ。
タカベー改?:ここの状況を教えてくれてありがとな!じゃー悪いけど、おらは行かせてもらうは!みなさーん!頑張って修理してくださ~い!じゃ!
タカベー改は、出来立てのホヤホヤのアスファルトの道を歩み進むのであった。
鬼眼城
無惨?:鬼昇転血隊!元気ですかぁーーー!!!この私の声が聴こえたのなら、霊譲コントロールで、居場所を知らせてくれるようにするのです。こちらの霊鏡にあなたたちが映されるようになるでしょう。もう一度繰り返します。鬼昇転血隊!元気ですかぁーーー!!!この私の声が聴こえたのなら、霊譲コントロールで、居場所を知らせてくれるようにするのです。こちらの霊鏡にあなたたちが映されるようになるでしょう。
タカベー改は?この知らせが全く聴こえていないのであった。
つづく・・・