本棚。153
- カテゴリ:マンガ
- 2021/06/03 12:16:43
「砂の城」
著者:一条ゆかり 出版社:集英社
ナタリーとフランシスは生まれた時から一緒だった。
将来結婚すると言い合っていた二人は、親戚の反対にあい、崖に追い詰められ・・・心中をはかる。
なんとか生き残った二人だが、離れ離れになり、記憶喪失になったりして・・・。
思っていたより壮絶でした。これが小学生向け・・・。
でも考えてみれば、これって・・・こんなこと言ったらネタバレですが(え? 今更?w)源氏物語だよね。
好きな人の子供や親戚を引き取って育てて、将来自分の恋人にする。
そう思えば不思議でもない気がしてきました。
一条ゆかりさんは結構ヘビーな恋を題材にするから、そういう意味でもまぁらしいのかなとか思います。
あらそんな場面あったかしらーなんて読み返してみたが見つけられず。
最初と最後を読んで満足した(^_^;)
自分ちで買った本ではなく、たぶん姉がお友達から借りてきた。
たしかに「心中」だなんて、いまだったらレディースコミックの題材。
(「記憶喪失」はそれなりに定番鉄板だった。)
ウエディングドレス姿がすさまじく綺麗だったような。
(正気を失っているヒロイン?の)
あれは『デザイナー』のほうだったかな?
あっちは大御所デザイナーが勉強し直しにフランスへ渡り
「1日が30時間欲しいですわ」な場面を覚えてる。