Nicotto Town


世界の傍流から


詐欺ちゃう

ウチの母が何か妙にやる気で、家の中の不要品を廃品業者に出すと整理をし始めたのですが、指定の時間に業者が来たら玄関口が何やら不穏。

業者が去り、しばらくして階下におりたところ老親曰く「詐欺やった」。
聞くと、「電話がかかって来て、廃品回収業者だというので頼んだら、貴金属の買い取りだった。貴金属なんて言ってなかった。詐欺や」等と申しており。

いやこれね、ほぼ高確率で母が大事なとこ(“貴金属”)聞き逃してますね。
何が悲しゅうてそこをごまかさなきゃいけないのか。貴金属を用意してスタンバってもらっとく必要があるというのに(そこでボッタくりの可能性はあるにしても)。
金をだまし取られた訳じゃないので“詐欺”じゃ向こうも気の毒よ。むしろ向こうが「詐欺だ!」って思ったかもしれない。

母は今日、主治医のところへ検診に行く予定だったのですが、調子が悪いというので予定を変更してもらったんですよね。そういことがあったのでどうも「いつお迎えが来てもいいように身辺整理しないと」という気分になっていたようです。
とりあえず老親には(何度も言ってるんですが)「電話のセールスには絶対応じるな」と釘を刺しました。貼り紙もしました。年取って判断力が鈍っている現状、他に対処のしようがありません…。

ところで件の不要品、10年以上前モデルの灯油ヒーター×2と掃除機。市の大型ゴミの日に出したらいいじゃないか。金かかるけど。




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