1069番:仏作文(38の上)
- カテゴリ:日記
- 2021/05/26 16:30:37
仏作文【第38回】
文例38
科学は絶えず進歩している. 人は退屈するひまがない.
Les sciences font des progrès sans cesse.
On n'a pas le temps de s'ennuyer.
.
◆ 3つ目の不定詞の用法は、名詞の展開の要素となる形容詞句を
作るものです. de か à に導かれるのが原則です.
③ 形容詞的用法 「~する、~すべき」
「私は手紙を数通書かねばならない.」
(= 書くべき手紙を数通持っている)
J'ai plusieurs lettres à écrire.
この構文は次のように訳すこともできます.
J'ai à écrire plusieurs lettres.
「私たちは出発するようにという命令を受けた」
Nous avons reçu l'ordre de partir.
問題A
1.今夜は何もすることがありません.
ゴタ生徒の答案:
Ce soir je n'ai rien à faire.
正解は:
Je n'ai rien à faire ce soir.
≪感想≫
ce soir の位置ですが、文頭か文末に置くようです.
「アイドルを探せ」を思い出しました.歌い出しは
Ce soir, je serai la plus belle pour danser,
(今夜のダンス、私が一番きれいだわよ…)
シルビー・バルタンをご存じでしょうか?
何?バルタン星人?そういう怪獣の流行る、もう少し前
に流行った歌手です
(自己採点10点/10点中)
問題A
2. 彼は出発する意志が少しもないのです.
単語チェック:
意志: intention (f) [アンタンスィヨン]
~する意志がある、~するつもりである
=avoir l'intention de + inf
では、ゴタ生徒、答案作成:
Il n'a pas rien d'intention de partir.
正解は:
Il n'a aucune intention de partir.
≪感想≫
そういえば、そういう単語がありましたっけ.
そうでした、rien にはpas が内蔵されているので
pas がいらない.もちろんaucun [オーカン], aucune [オーキュンヌ]
にも、pas はいらない. ne があればよし.
(自己採点、努力賞で1点/10点中)
* aucun / aucune を使う問題で使わなかった罪は重たい.
問題A
3. 彼女は読むべき本をたくさん私に与えた.
ゴタ生徒、答案作成します:
Elle m'a donné beaucoup de livres à lire.
正解は:
Elle m'a donné beaucoup de livres à lire.
≪感想≫
こういう「へのカッパ」みたいな問題が、実はとても恐い
のですが、ビクビクしながら解答を見て、「ああ、よかった.
よかった.やっぱり”へのカッパ”だった」と胸を撫でおろ
すのであります.
みなさん、ビクビクさせる物(者も)は、やっぱり
「へのカッパ」ではありません.
ついでに言うと、「へのカッパ」とは「カッパの屁」のこと.
カッパが川の中で屁をこくと、コポっと水泡が浮くだけのこと.
なんでもありゃしない.そう、何でもありゃしない簡単なこと
をいうのであります.・・てか、今は仏作文の時間でした.国語
の時間じゃないから.
(自己採点10点/ 10点中)