Nicotto Town



重賞展望


今週末はヴィクトリアMと京王杯SCの2重賞。東京はコース替わりやね。フラットで末脚性能の高い馬が好走しやすい馬場やったけどどう変わるか注視したい。

【ヴィクトリアM】雨で渋った上に1秒以上の後傾ラップになった17年と18年は時計も遅くて中距離的な馬が好走したけど、基本は前後半はともに34秒前後で中間の2Fも23秒前後とNHKマイルCと比較するとより締まった流れでのスピード持続力が求められるレース。こういう流れになると千四~千六ベストなタイプが好走しやすい。血統的にもヴァイスリージェントやダンチヒといったスピード型ノーザンダンサー系やナスルーラの血が目立つ。ただ、スローで流れるとサンデー系×欧州のスタミナ型ノーザンダンサー系のような中距離的な血統が好走する。

パッと見て思ったのは上半期のGⅠで1番堅そうやなとwしかも大嫌いなルメール×天栄がまた持って行きそうで個人的にはクソおもんない。そのグランアレグリアは千二でも勝ってるけど自身はずっとマイラーのレースをしてて、適性としては間違いなく高速馬場+広いコースでの1400~1600。このカテゴリーではアーモンドアイやインディチャンプも一蹴してるわけやし、ちょっと逆らうのは難しい。そしてこれに対抗しうるとすればレシステンシアしかおらんかなと。ただフェアな条件で戦うと流石に厳しい。コース替わりで内や前が圧倒的に有利になるとか一雨降って内から乾いて外差しが利かへんとか何らかのアシストは欲しいところ。今回も条件的には問題ないけど斬れる脚はないからしっかりと前半~中盤で淀みのない流れになるのは必須。変に控えたりしたら馬券外も充分にあり得る。3番手以下はちょっと差があると思う。デゼルは前走初のマイル戦で勝ったけど2秒以上の後傾ラップの内容はいかにも中距離馬的。追走力は全くないタイプやからペースが流れることが多いこのレースへの適性は感じひん。マジックキャッスルは速い流れでしぶとく末脚を伸ばせるタイプ。この相手で勝ち切る印象は全くないけど先週同様の外差しの利く馬場ならそれなりに好走はしそう。穴を探すのはかなり難しいけど馬券圏内の枠が3つあるなら1つくらいは期待したい。本質的にはやっぱりマイラーで去年も悪くない内容のダノンファンタジーとシゲルピンクダイヤ、穴にはならんやろけど去年2着のサウンドキアラ、母父クロフネで好走血統のクリスティ、同じキズナ産駒のおマルターズディオサも悪くない。あとは厳しい流れで例年以上に千四的な要素が求められるならプールヴィルあたりも挙げときます。





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