重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2021/04/26 23:58:03
今週末は天皇賞・春と青葉賞の2重賞。コロナ禍で海外遠征が少なくなってる中で昨日のクイーンエリザベスⅡ世カップは日本馬の上位独占という最高の結果。国内GⅠが盛り上がるから遠征反対なんて声もあるけど個人的には日本馬が海外で力を示すのはやっぱり嬉しいなと。
【天皇賞・春】今年のポイントは例年の京都外3200から阪神外⇒内の3200に替わること。特に2週目が内回りなのが最大のポイントで阪神内回りは残り5F手前から下りに入ることで半ば強制的にペースが上がる。しかもゴール前には急坂やから残り4F辺りから下って直線平坦の京都と比べるとレース後半に求められるスタミナやロンスパ性能は格段に上がるはず。過去の傾向は全く役に立たんと思った方が良さそう。血統的にも例年は勝ち切るのはプリンスリーギフトの血を持つ馬がトニービンの血を持つ馬を下すのがこのレースの歴史やけど今年はむしろトニービンの方が合うんちゃうかなと。週末雨予報も出てるしズブズブの消耗戦になるようならサドラーやロベルトの重厚さはより効いてくるはず。
アリストテレスはこれまでソラを使ったり遊ぶ面は見せてたけどかかるような面は見せたことがなかったから前走は意外やった。まぁ、エピファ産駒やし気難しさがあるのはしゃーないか。力さえ出せれば能力自体は1番やろうし巻き返す可能性は高いと思うけどこればっかりはやってみなわからんからね。5F超のロンスパ戦は血統的に苦手ではないはず。ディープボンドは前走は5馬身差の完勝やったけどこれはアリストテレスが自滅、2着のユーキャンスマイルは全盛期の勢いがないし、3,4着馬は重賞好走経験なし。見た目ほどの評価はでけへんと思うよ。血統的にもキズナ×キングヘイローでダート色の強い血も目立つ。あんまりここ向きな印象はないかな。ワールドプレミアはギアチェンジ力やトップスピード自体はGⅠ級との比較では劣るけどその分長く良い脚を使えるタイプ。だからこそロンスパ戦になりそうなレースでは毎回名前を挙げてるわけやけど今回もそういうレースになりそうやから重視するのが筋。前走は外差しが効きにくい馬場で状態面も完調手前ながら良く追い込んだ。馬場も多少渋るくらいなら問題ない。カレンブーケドールもスパッとは斬れへんタイプ。ただ前半からある程度流れるレースの方が合ってる印象でこの辺りはダートのスピード色が強い母系の影響なんかなと。多少かかる面はあるし後半要素の強いロンスパ戦ではあんまり信用したくない。斤量56キロも気になるところ。ディアスティマは血統的にはどうかな?ってのはあるけど自らロンスパ戦に持ち込んで完勝してるし何らかの印は打っておきたいかな。あとは能力的に通用するかどうか。穴っぽいところではピークアウトの心配はあるけど超ロンスパ戦になった去年の阪神大賞典を勝ったユーキャンスマイル。道悪で消耗戦になるなら去年の宝塚5着のメイショウテンゲン。菊花賞でワールドプレミアと0秒3差やったディバインフォースもズブズブの消耗戦なら大穴で挙げときます。
カレンブーケドール応援していますが難しそうですね(>_<)