懐かしのスーパージェッター
- カテゴリ:アニメ
- 2021/04/20 08:00:29
♪ジェッタージェッター♪スーパージェッター……
爺世代はみな歌える昭和アニメ、スーパージェッターの漫画を描いていた
久松文雄氏が73歳で逝去。「冒険ガボテン島」の漫画も担当とのこと、合掌。
現在異世界アニメではスライムが人気だそうです。
発祥はドラクエのスライムだと思われるのですが、
軟体動物的にデフォルメされた可愛さの元祖は流星号ではないでしょうか。
流線型フォルムのタイムマシン、マッハ15のスピードで飛ぶ。
ジェッターに話しかけられたり困ったりすると、小首傾げ身をくねらせる。
スーパージェッター人気を支えたのは流星号の可愛らしさだと思うなぁ。
腕時計のオモチャ手に入れた子供は、腕時計に向かって二種の遊びをやった。
ひとつは「流星号、応答せよ」と腕時計に呼びかけるスーパージェッターごっこ、
もう一つはウルトラセブンごっこ。素朴な時代でした。
私が本放送で見てたころはモノクロだったはずですけど、
なぜか流星号=黄色というイメージがある。でも後のカラー版を見た記憶がない。
漫画雑誌のカラーページで久松氏のイラストを見たのかなぁ。
可愛くカシコくちょっと生意気な流星号、後のロボット文化にも影響してる。
久松氏が手塚門下だから納得ですが、懐かしのアイボとか、
小型の自律型ロボットとか、アレクサってヤツにも影響を感じます。
あ、Windowsにイルカのアシスタントが出てくる時代がありましたよね。
鬱陶しいからOffにしてましたけど。あのイルカ、流星号みたいだった。
流星号で復活させてくれたら、今なら使ってみたい気もするのです。
付記。バロウズの『柔らかい機械』という書物の存在を知ったとき、
頭の片隅で流星号のことを思い出していた気がします。
ソフトマシーンは前期も後期も聴くけど、流星号のほうが可愛いから勝ち。
(追記)
軟体動物的デフォルメって部分、真の元祖はディズニーでしょう。
手塚経由でマンガ/アニメ描写に取り入れられたと考えるのが正解ですね。
サンドイッチ喰いながら思い出したので訂正いたしますです。