Nicotto Town



韓国にはあきれ果てる。


福島の汚染水処理問題で韓国がなんだかんだと言っているが「ゴミを日本海に捨てる処理」をしている韓国が何を入れるのか!?更に韓国の原発処理水の実態を何故韓国は自国民に知らせないのか!?
或いは其れを知った上で韓国人は自国の事を無いものにしての発言としたら余りにも下種で陳腐な知能の表れではないか!?

更に野党が福島の汚染水処理についてグダグダ言うのは自分達がやったしりぬぐいを現政権がやっているのだ。
どの面下げて言っているのかと思う。

様は今度の汚染水処理の安全性を科学的に如何に国民に解りやすく説明できるかという事と其の設備ができるのかと言う事だろう。

私は子供の頃に近所に住んでいて赤ちゃんを産んで死んだ女の人の事を思い返す。
近所の叔母さん達がどうしたら助けられたかと泣いていた。
救急車が当時は道幅が狭い所が多かったので家の裏の奥にあるアパートに入らないので戸を板にした上に其の女の人を乗せて運んだ。
既に死んでいた女の人は骸骨の上に青い絵の具を付けたような青で青く載った細い骨の手を少し上に伸ばして誰かを求めている様に見えた。
目の周りは真っ黒でカッと見開いていた。
私はその手を握りたい衝動に駆られて近寄ろうとすると近所の怖い叔父さんに掴まれて引き戻されて叔父さんの後ろに叔父さんに掴まれていた。そっと隙間から其の女の人が運ばれて行くのを見て居た。
今思えば何故目の周りが真っ黒だったのかが解る。酷い喘息でチアノーゼだったのだろう。
最後の方はアパートの共同トイレに行くのもやっとだったらしくトイレから出ても自分の部屋に自分で戻れなくて叔母さん達が抱えて部屋に戻してあげたそうだ。
病院からの薬もたくさん残って居たので自力で飲むことが出来なかったのだろう。
最後にお腹が大きくなってきてまだ元気だった時に「幸せか?」と聞いた私に「とっても幸せ」と答えていた。
とてもそうは思えないから聞いたのだが本当にうれしそうに布団からやっとはい出てきて私にそう言った。
まだそんなにお腹が大きくなくて裏のアパートに来て何か月か位に私が裏に新しく引っ越してきた人の大人の噂を聞いて見に行った時は噂通りの『汚部屋』の中に布団があってこんもりと膨らんでいた。
何度覗きに行ってもそんな状態でゴミは身に行くたびに少しずつ増えて居た。
当時の家はガラス窓にカーテンなど付ける習慣はなかったので一階の生活は丸見えだった。
だから生活の様子が近所の叔母さん達に見えて居た。
何もしない女の人の面倒をイケメンの大工さんが食べ物を買ってきて与えて居た様だ。
お腹が大きくなって結婚していると解って子供が生まれると解って近所の叔母さん達が此のままではだめだと言うので一人の叔母さんが強引に入って部屋の掃除をして布団の中にいる女の人も「貴方もいつまでもそんなんじゃなくて体を動かしなさい」と言う感じで責めた様だ。
今だから解る「子供を無事に生まれて育てるためにも体を動かして体力をつけなきゃならない」と言う言葉も意味も当時の子供の私には解らなかったが女の人は酷く傷つけられてイケメンの大工さんに行ったらしい。
遂に頑丈なカギと戸も頑丈になって勝手に開けられない様になった。
窓からやり取りする私だけがたまの話し相手になった。
女の人は泣いて酷い事を言われてと子供の私に其の「本当は親切で当たり前の事を言った叔母さん」の事を「悪い人」と私に言った。
だが叔母さん達が集まって心配しているのは子供でも理解できた。
だから「お父さんとお母さんに『字が書けるのなら』今の事を手紙に書いたら?」と言った。
次に行くと嬉しそうに「手紙を出した」と言っていた。
私が持ってくる紙で折り紙か何かを作ってくれて私は体が大人でも頭が私よりずっと下だと思っていたので驚いたのを覚えている。
お腹が大きくなるにつれて私が窓から読んでもなかなか出て来なくなった。
其の頃近所の叔母さん達が子供が生まれる時にどうするかとかちゃんと出来るかとか集まっては心配していた。
兎に角此のままだと女の人も赤ちゃんも死ぬという事を言って何とかしないとと大人達が心配しているので既にとは頑丈に無理に大人が開けようとしても外から開けられない様になっていて窓も頑丈に閉められて窓は中からも開けられない様になっているようだった。
私だけがガラス越しに少しだけ話が出来た。
やっと隙間から紙を入れて字がまだ書けるならお父さんとお母さんのいる所の住所を書いてもらった。
誰にも言わないと言う約束は守ると言う事で書いてもらった。「何度も信じて居るからね。裏切らないでね」と言ったので私は誰にも言わないと言って小指をガラスにくっつけた。女の人も弱弱しくガラスに小指をくっつけた。
だから私が其の女のひとの親に誰にも言わずに手紙を出すより他になかった。
「すぐに助けに来て」と言うのと其のアパートの地図を書いて私の住所と名前でだした。
当時は「町目」だけで郵便局の配達員さんが其々の家を知って居たので其の後の番地や番号を書かなかった。
女の人の家の窓はのぞかれて何度も叔母さん達が入ろうと頑張れば頑張るほどのぞかれない様に板が張られて中の様子は見えなくなった。
子どもを産んだ時の様子は解らないと言うか生々しかったのか子供の私に聞かれない様に大人達が警戒したけど子供は生まれて泣いているようだった。
女の人は酷い喘息で子供が生まれる前から病院に連れて行って薬を飲んでいる事は解った。
窓を板で締め切って『汚部屋』だと病気になるだろう。

喘息は体力を消耗させる女の人はお腹が大きくなって自力で共同トイレに行けない程弱って行った。
其の様子を見て大人達が何とかしないとと本当に連日何時間もあちこちで集まっては心配していた。
最後の長い酷い咳の後静かになって泣いていた赤ん坊の泣き声も小さくなって聞こえなくなってしばらくしてただ事じゃないと叔母さん達は叔父さん達を起こして戸を壊して入った方が良いと言う結論になって叔父さん達が壊す前に凄く強く戸を叩いて酔って寝ていた大工さんを起こして女の人が死んでいるのが解ったという事だった。

女の人はあの「汚部屋」の布団の中と私が来た時に窓辺に寄って来るだけの生活を「幸せ」と言う。

お腹が大きくなってやっと窓辺に来た時も女の人は自分を「幸せ」と言う。
そしてとても狂っている様には見えなかった。大人だけど頭は幼いと子供ながらに感じた時は在ったけど。

もしかして其の女の人の叔父さんと叔母さんが来て強引につれて行ったら女の人の命は助かったけど頭は狂ってしまったのかもしれない。

女の人から強引に大工さんの所に来たようだった。大工さんは出来るだけ仕事をしながら面倒を見て居た。「何も出来ないし、何もしたくない女の人」を其のまま受け入れた。
近所の叔母さん達に除かれて私生活に色々口だされるのが嫌というのなら覗かれない様に窓に板をはってしまった。
其れも女の人の望みだった。病気になっても男の人の傍にいる事を望んだ。
赤ん坊よりも男の人を選んだのかもしれないし、其の時は体力も気力も何もなかったのかもしれない。
大工さんは此のままではだめだと解っていても女の人は今の生活を変える事を望まないので酒に逃げて思考を止めてしまった。

さあ、どうしたら女の人と赤ん坊と大工さんを助けて3人を幸せに暮らしていけただろう。

今なら解る。








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