日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ③
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2021/04/19 00:55:04
こんばんは!19日(月)は北陸や東北北部で雨、
北海道で雨や雪が降る見込みです。その他の地域は概ね晴れるでしょう。
早春の柔らかな陽光
見つけた春の息吹
澄んだ空気が生む光景
芽吹き始める命
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大岳山・御岳山
〇福島和可菜さん
〇2013年御岳健康大使に就任
御岳山の健康大使を務めるタレントの福島和可菜さん。
トレイルランニングで活躍するトップアスリートです。
*撮影:3月上旬
前回はロックガーデンを抜けてしばらく登って行き、
お社に入りましたところまでの紹介でした。
今回は神社のご紹介から始めます。
〇武蔵御嶽神社
「ここが武蔵御嶽神社で~す。
私も毎年、年の始まりには必ずこの武蔵御嶽神社に来て、
お参り、お祓いをしてもらっております」
関東でも有数の山岳霊場として知られる神社。
昔からみんなここを目指してきたんだなぁ。
「いつもありがとうございます。ウフフフ」
本殿の後ろ側へとやって来ました。
〇御岳山(929m)
「はい、着きました~、お疲れ様でした~」
ありがとうございます。
「ここが御岳山山頂929m地点になります」
そうなんだ。
歩き続けること7時間、ようやく到着した山頂は神社の中。
山そのものが信仰の対象として崇められてきた御岳山。
その頂に神社が建ってるんだなぁ。
南には辿(たど)って来た大岳山、御岳山と仲良く並んでる。
「はい、この真正面に見える山が日の出山っていう山になります。
明日の朝はあの山頂からご来光を見れたらいいなって思ってます」
〇日の出山
日の出山から見る日の出ですねぇ、楽しみ~。
御嶽神社のすぐ下に町があるんだ~。
立派な宿坊の門
「はい、こちらが今日泊まらせていただく宿坊です」
今日は宿坊で旅の疲れを癒そう。
〇駒鳥(こまどり)山荘
ここで山旅スケッチ。
<山旅スケッチ> トレイルランナーに人気 御岳山
江戸時代から続く御嶽神社のすぐ下に軒を連ねる宿坊。
近年新たな目的で来る人が増えてきました。
それはトレイルランナーです。
宿坊の人々が中心となり、20年程前から大会を開催し続けてきたからです。
毎年12月に行われる御岳山を15km駆け抜けるレース。
福島さん「ヘッド、ヘッド」
*レース中の福島さんの映像が番組内に出ております
*ヘッダウン、ヘッダウン」の可能性もあります
頭を上げないというアドバイスかもしれません
御嶽健康大使の福島さんも欠かさず参加。
「わ~い、ありがと~う」
宿坊の人達はランナーの給水や食事、宿を提供するなど、
全面的にサポート、その結果1000人近い参加する
日本屈指の大会に発展し、御岳山はトレランの聖地と呼ばれるようになりました。
〇福島さんおすすめのコース
そこで福島さんがおすすめのコースを紹介。
「まずはこの石や岩が多い長~い下り坂です」
〇障害物の多い
長い下り坂
様々な障害物がある下り坂。
「上手く凹凸をかわしながらスピードに乗れた時、
このテクニカルなコースがたまらなくよろしいです」
こんなコースを風のように駆け抜けられたら気持ちいいだろうなぁ。
「続いての私のおすすめはこちらのどこまでも続く上りです」
〇1kmほどの上り坂
およそ1kmに渡って続くつづら折りの上り坂。
「所々にまぁ、乳酸、疲労感、それからどんどん大きくなってくる
自分の息切れを、こうチャレンジしているっていう気持ちがいつまでも
自分を成長させてくれるようなそんなコースです」
福島さんぐらいになると苦しいのが楽しいんですねぇ。
〇登山者やハイカーがいるときは
止まって道を譲り合いましょう
「登山者の方やハイカーの方がいる時は止まって道を譲り合うようにしましょう
ルールとマナーを守っていくと、とっても楽しいスポーツです」
2日目
「おはようございま=す」
おはようございます。
「いやぁ~、よく眠れましたか?」
ぐっすりでした。
「え~、今からですね、この宿坊を出発して、日の出山に向かいまして、
そこで朝日を見たいなって思っています。行きましょう」
はい、早朝5時半、宿坊を出発。
「今日晴れてるので、遠くの街並みも見渡せるんじゃないかなぁ」
期待しちゃうな~。
歩くこと40分
「だいぶ眺望も良くなってきました。この先がもう山頂です」
わぁ~、夜明け前の赤と青のグラデーション。
「まずは山頂、行きましょう」
楽しみ~。
「あ~~、着きました~」
〇日の出山(902m)
「日の出山山頂、902m地点です。
1000m無いんですけども、この眺望、あ~」
素敵な夜明け~。
「もう少しで日の出なので待ちましょう」
待ちどおし~。
スカイツリーが朝焼けに染まってる。
朝日が東京湾のさらに向こう、房総半島から昇って来る。
「やぁ、中々、こんな綺麗に見える日無いのかなって思います」
「大岳山ですね~、昨日行った。
なんか見守ってる感じしますよね~、あははは」
朝の光に照らし出された御岳山、神々しいな~。
〇福島和可菜さん
「思い立ったらすぐ御岳みたいなパッとやっぱり来れるこの気軽さ、
近さっていうのは、物凄く魅力だと思います。
ほんとにアップダウンが楽しめる尾根道。
そして、富士山までこう見渡せるような絶景。
こんなにバラエティー豊かで魅力が詰まった場所って、
中々無いと思います」
東京、奥多摩の大岳山と御岳山。
澄んだ空気の中、春の兆しを感じられた山旅でした。
三日間に分けまして大岳山と御岳山のご紹介でした。
JR奥多摩駅から出発をして、長くて急な階段から始まり、
コナラやアカマツが生える林の中を進みました。
標高1000m辺りから鋸尾根を登って行きました。
チャートという堆積岩の一種の岩尾根を登り、鎖場へ。
そしてまた急登、そして4時間かけて大岳山山頂に。
翌日はロックガーデンに行きました。
ヤマメがいる程の美しい渓流がありました。
都心から近いのに素晴らしい水も美しい大岳山・御岳山。
いつまでも素敵な自然が残ることを願います。
どうもお疲れ様です。
最近はまったく登山をしておりませんね。
またどちらかの山に行ってみたいですね。