Nicotto Town



重賞展望


今週末は桜花賞、阪神牝馬S、ニュージーランドTの3重賞。阪神は8週連続のAコース使用が終わって今週からBコース。例年は2週目に当たるし今年は変則日程やら週末の悪天候でまた馬場傾向は読めへんけど何とか当てたい。

【桜花賞】序盤~中盤全くペースが上がらんかった19年は例外として過去5年中4年でテンの3Fは34.5~34.9とGⅠらしくそれなりに流れる。問題はその後の2Fで、17年と20年は雨で時計のかかる馬場やったにも関わらずそれぞれ23.6、23.1と緩まず進んで上がりのかかる消耗戦に。良馬場やった16年と18年は24.3、24.2と緩んで上がりは34秒ちょっとの平均~ややスローのレース。別に馬場があれると流れが速くなるわけではないやろうけど桜花賞らしいのは16年、18年型やね。今年はメイケイエールの動きが鍵でチューリップ賞みたいに途中で我慢しきれずに動くようやと締まったレースになる。逆にスムーズに逃げたりわざと出遅れて最後方とかやとスローになるんかなと。血統的には一時期ほどではないけどディープ産駒は強い。あとはダイワメジャーも目立つしサドラー、キンカメ経由も含めればヌレイエフも好相性。

ソダシはドスローでも勝ってるけど基本的には斬れというよりは持続力に長けたタイプ。ただ前に行けるし馬込みも平気とセンスの良さがあるから大崩れはしにくい。逆に言うと巧さが目立つからこそ暴力的な能力の違いまでは感じひんねんけども。クロフネ産駒やし中盤締まった流れの方がベストやとは思う。サトノレイナスも全兄同様トップスピードやギアチェンジ力のある方やなく長く良い脚を使う馬。ディープ産駒のイメージで見たらあかんタイプやね。阪神JFは多少ゴチャついた部分はあるとはいえロスを最小限に抑えた好騎乗。これもめちゃくちゃ強い馬って印象はないかな。メイケイエールはその阪神JFは出遅れから大外ブン回しで4着なら能力的には世代最上位。問題はそれを出し切れるかどうか。1,2着馬と比較してもトップスピードは目立ったし上手く溜められれば決め手は上やと思うし世間で言われえてるようなスプリンターとは思ってへん。馬体や血統、走法からはむしろマイル以上がベストと見てる。
全体的に厳しい書き方になってるけど基本的には阪神JFはこの世代ではハイレベル戦で対抗できるとしたらクイーンC組くらいかなという印象。アカイトリノムスメは当初は強い印象はなかったけど1戦毎にパフォーマンスを上げてる。高速馬場で極限の瞬発力を求められたら兄弟たちがそうやったように厳しいけどスタートが上手くなってきてるから前には行けそうやし、勝ち切れるかはともかく好走はしそうwただ初輸送やし阪神も初。アールドヴィーヴルは個人的にかなり評価してる馬。本質的にはタフな中距離戦がベストやと思うけど少し時計のかかる馬場でスタミナの問われるレースになればマイルでも問題ないはず。前走馬体が減ってたのは気になる。穴っぽい所ではククナはスローからの決め手勝負が得意なタイプ。血統的にもキンカメ×ディープはこのレースに向きそう。アールドヴィーヴルも同じやね。あとはディープ×ストームキャットのエンスージアズムは広いコースに替わるのはプラス。書いてて気づいたけど人気馬も含めてどれもスパッと斬れそうな感じやないね。






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