Nicotto Town


「さくら亭」日報


コーデ記録~空に届けたいメロディ



金属音と共に白球が飛んでいく。
一斉に上がる歓声と、歓声の代わりに軽快なメロディを奏でる。
甲子園アルプススタンド。
私たちもここで一緒に闘っている。
だからこの限りない一瞬の輝きを音と共に刻んで。


春のセンバツ開催中です。
どうしてもこの時期にこのコーデがしたかった。
でもなかなか欲しいアイテムがなくて見送ってきていた。
ちなみに、夏でもいいのでは、と言われるかもしれないが。
夏だとね、ブレザー暑いでしょ?
Tシャツになっちゃうでしょ?
でもおしゃれ的にそれはどうかと思うのよ。



さて私は。実のところ長年、吹奏楽にまったく関心がなかった。
どれくらい関心がなかったかというと、
吹奏楽って、打楽器(パーカッション)とコントラバス以外
「吹く」楽器ばかりだってことすら気付かなかった。

そんな私を動かしたのは、
『SOUL CACHER(S)』(神海英雄)JCコミック全11巻でした。

心がみえる(注:考えてることが分かるわけではない。感情が見える、みたいな。
要・解読能力)神峰は、心を掴むサックス奏者の刻阪と出会い、
能力によって刻阪を助けたことをきっかけに、
吹奏楽部に入って指揮者になることを決める。
ただし、素人の神峰がすぐに受け入れられるわけではなく、
各パートリーダーに認められたら、という条件をつけられる。
クセの強いリーダーたちの心を受け止め、成長していくお話。


読んでて熱くなれるし、泣けるし笑えるし、
シリアスな笑いってこれかー!てのもあるし、
キャラみんな好きだし。
あのコミックスの販売数であの投票数はおかしい、
とまで言われた人気投票も応募したほどに。
もうね、掲載後ろの方だったら
「アンケだ、アンケを出してくれっ」と言われている気になり。
年齢詐称して出してたよw
本誌からNEXTから+まで追いかけたさ。
小説も楽しかった!
+での連載は駆け足だったのが唯一の無念。
もっと読みたかったなあ。
というか、今すごく読み返したいんだが。

ソルキャから吹奏楽が気になりはじめ、
『高校野球を100倍楽しむブラバン甲子園大研究』(梅津有希子、文春文庫)
で元々高校野球が好き(ルーツはたぶん『ドカベン』…)だから、
これまた面白かった。
有名高校の名物曲とか知らなかったけど、
読みながら聞きたくてもだえた。

あとは動画で有名校の演奏聞いたり。
でも「見る」ならマーチングバンドが面白い、とかも知った。

肺活量がごみなので、自分で演奏することは考えたこともない。
音楽センスも死滅している。
でも、甲子園で野球と演奏のふたつのプレイが楽しめるのって
すごいお得だな、と思うようになった今日この頃です。




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