ぼたもちか、おはぎか、それとも・・・
- カテゴリ:日記
- 2021/03/20 00:54:01
今日、3月20日は『春分の日』
1948年に、この古来から伝わる自然に感謝する日を「自然を称え、将来のために努力する日」と法律で定められましたが
現在は、春分の日というと「お彼岸」のイメージがあり
この日の前後にご先祖様への感謝の気持ちを伝えるためにお墓参りに行く習慣もあります
彼岸とは、天国をさすといわれ
春分の日は昼と夜の長さが同じで、太陽が真東から昇り真西に沈みます
そんな特別なこの日は、彼岸と通じやすいと考えられたコトからきた風習のようです
ところで、お彼岸には「ぼたもち」「おはぎ」どちらを食べますか
「ぼたもち」と「おはぎ」基本的には、見た目も味も同じものです!
しかし、春分の日には「ぼたもち」を食べ、秋分の日には「おはぎ」を食べます♪
この違いは、季節によるもののようです
春に食べる「ぼたもち」は、季節の花である牡丹に見立てたことから「牡丹餅」と呼ばれ、のちに「ぼたもち」と言われるようになりました♪
牡丹は丸くて大きな花をつけるので、ぼたもちもそれにならって丸く大きくつくります!
また、小豆の収穫時期は秋ですが、春のお彼岸まで保存された小豆は、どうしても固くなってしまいます
(∩´﹏`∩)
そのため、春に食べる「ぼたもち」は、固い小豆が食べやすくなるよう、潰したこしあんを使うのだそうです♪
(*´﹃`*)
一方、秋に食べる「おはぎ」は、秋の花である萩に見立てて「おはぎ」と言われるようになりました!
萩の花は小さいので、小ぶりの俵形につくります。そして、秋に収穫されたばかりのやわらか小豆を使い、豆のそのままのおいしさを味わうため、粒あんを使うといわれています♪
( ¯﹃ ¯๑)
※地域による定義もあります
ちなみに、春分の日に「ぼたもち」を食べる理由は、ぼたもちに使われている『小豆』がキーワードです!
古来から、日本では、小豆の色である「赤」には、魔よけの力があるとされていました!
そのことから、邪気を払い、災難から身を守ってくれる食べ物として、小豆を使ったぼたもちがつくられ
ご先祖さまの供養として功徳(くどく)をつむためお供えし、そこから食べるようにもなったといわれています♪
余談ですが、なんと夏や冬に作る場合にも別名があります♪
夏の別名は「夜船(よふね)」です!
おはぎを作るときには臼でつくことはせず、米を潰して作られるため、餅をつく時のようなペッタンペッタンといった音が出ません
近隣の住人でもおはぎを“ついた”のがいつか分からないことから、夜は暗くて船がいつ“着いた”か分からない「夜船」になぞらえて呼ばれるようになりました♪
冬の別名は「北窓(きたまど)」です!
北の窓からは“月”が見えないことから
おはぎもつくことをしないので、転じて“月知らず”の北窓となったわけです♪
どっちも、つかないコトに対するシャレの様な名前ですねw
・・・でもこれって、季節と関係なくない?
おっと、それ以上はいけない!!!消されるぞ!!!w
(;・`д・´)
雰囲気ですよ、雰囲気!w