ご家庭で造る原子力発電機
- カテゴリ:日記
- 2021/03/13 16:55:46
時期的に不謹慎と叱られそうですが、けっこう真面目なバカ話です。
幼少期、原子力による明るい未来をSF的に享受した世代なのですが、
チェルノブイリ以降、原発は非難され完全否定され、針の筵。
原発容認派のバンドマンというのを私以外見たことがない。
いやいやちょっと待って。今回の話題はそうじゃなくてですね、
小さな放射性物質を使って発電する原子力電池というヤツです。
ざっくばらんにまとめますとですね、光(太陽)電池はご存じですね。
あれは光エネルギーを使ってますけど、放射線でそれが可能だったら?
実はできるし、半世紀以上前から開発され、宇宙開発の主流だったこともある。
太陽電池とリチウム蓄電池の進化が著しいために下火ですけど、
ロシアや旧東欧圏では未だに開発していて特許もとってます。
ふつうのバッテリーとの大きな違いは、長寿命と低ランニングコスト。
スマホ等のバッテリー、せいぜい数年で限界がきちゃうでしょ。
原子力電池は蓄電部がなくても常時発電可能、もちろん暗闇でもOKです。
半減期が長い放射性物質を使えば、50年以上発電できちゃう。偉い。
放射線と聞くとすぐ怖がる人もいそうだけど、β線は害が少なく遮蔽も容易。
ウランやプルトニウム以外にも放射性物質は色々あるんです。
調べたらモナザイト(モナズ石)というのが安く手に入ると判明。
この石は微量のトリウムやウランを含んでいる放射性鉱物です。
1cmほどのは3000円くらい、数cm角のでも数万円で購入できる。
この周囲に発電用の素子を並べればよい。やり方は二種類。
放射線で発光する蛍光体を並べ、その光を光電池に当ててもよいらしい。
またはPN接合を持つ半導体を並べて直接発電してもよいという。
PN接合というのはダイオードや光電池の基本構造です。
放射線計測用のSiフォトダイオードというのがあるけど、けっこう高価。
フォトダイオード……一個10円のLEDでもできるんじゃねえか?
真剣に設計図まで描いてみた。世界最小で安全な卓上原子力発電機。
直径5cmほどの球体内側にダイオードをずらりと並べる。
中央にモナザイトを配置し、エポキシパテ等で固定するのがよさそうかな。
周囲は安全のため鉛板で覆う。釣り用錘を溶かせば簡単に鉛板は作れる。
……常識人はそんなバカな!?と思いますよね。
こんなカンターンに原子力発電できるなら、世界は困ってないはずです。
でも……やってみたい。電気流れたら凄い!!と思いません?
数mVでも発電できたら狂喜乱舞、大量生産しちゃうかも。
数mvではLED1個を灯すのがせいぜいだけど、そしたら増やせばいいじゃない。
今、でかくて安いモナザイトを探索中。インドか……行ってみるか。
放射能や核技術に恐怖を抱く方が多いのは納得しております。
理屈でなく生理的・根源的な恐怖というんでしょうか。
ですから原子力の話題って、忌避されるのが良識になってるんだと思います。
幼時に放射性物質の存在を知ったとき、永久機関を連想しました。
人が何もしなくても粒子が飛び出してくる。延々と。スゴイ!
そこに水車みたいなもの置けば、エネルギーが得られるじゃないの。
効率を上げようとしてやたら濃縮し、分裂とか融合とか、
物騒で危険なものにしちまったのがイカンと思うんです。
放射線はそこら中を飛び交ってる。コイツらを利用したい。
九歳の夏休み、自由研究の成果として学校に提出したのは、
「空気中を飛び交う電波を集め増幅して走る車」でした。
先生に笑われましたし、もちろん走らなかったんですけど。
風力や波力と同じく、原子力ってのも自然に溢れてるわけです。
コイツ使った安全な発電が、効率悪くてもできるようになったら、
それはステキだなー……と思ったりするのです。原子力世代として。
そう言えばピンクフロイドの「原始心母」と言う題名は 当時話題になっていた原子力電池で動くペースメーカーを埋め込んだ妊婦さんの話が元になっているとか
元気な赤ちゃんが生まれて母体も大丈夫だったのか疑問ですが…(この辺りは調べていません)
うちの近くには原潜がいるのですが 修理のために秘密裏に蓋を開ける事があるらしく放射性物質の値が跳ね上がるそうです
市民グループの人が資料を請求しても出て来るのは真っ黒に塗りつぶした書類だけなんだそうです
まぁ国内も似たようなものなので今更なのですが…
そう言えば昔はウランは蛍光塗料として使われていたり(イギリスでは健康被害が出ていますよね)ウランガラスと言うランプのホヤがあったそうです
骨董品なのかな? 今もヤフオクなどではウランガラスを使った食器やアクセサリーなどが売ってますね…ビックリ!
私は故郷が福岡と言うのもあって原爆の怖さをトラウマになるくらい叩き込まれているので原子力は正直言って怖いです><;