Nicotto Town



日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ③


こんばんは!11日(木)は北日本から東日本は広い範囲で晴れる見込みです。

北海道日本海側から東北北部は午後を中心に雲が広がり、
雨やにわか雪もありそうです。
南西諸島は雲が広がりやすく、所によりにわか雨もあるでしょう。

色づく麓の森を歩く
中腹の森は
コケの絨毯で潤う
溶岩で覆われた山頂へ
ご来光に染まる絶景に出会う

                蓼科山
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             長野 湖畔にそびえる展望の峰

*撮影:10月中旬

〇ガイド 青山淳一郎さん

*この番組は2019年1月7日に放送したものです

前回は1日目山小屋から外へ出て星空観察を楽しんだところまでの
ご紹介でした。今回は二日目から始めます。

2日目

午前8時、山小屋を出発です。

「え~、ここから一旦下ってからまた蓼科山の山頂に向かって
 登り返して行くような形になります。
 あっ、山頂が顔を出してくれましたねぇ」

〇蓼科山

蓼科山山頂までおよそ4時間の道のり。
ダケカンバやシラカバの紅葉で色づく森に森に下って行きます。

わぁ~、目の前の木大きいですね~。

「そうですよね、凄く大きくて立派な木ですよねぇ。
 これね、ダケカンバです」

〇ダケカンバ(岳樺)

「はい、山のカンバって書くだけあって、あの凄く生命力が強くて、
 え~、凄く逞しいです」

ほんと強そうな木だなぁ。

「で、この~、皮がこうやって、捲(めく)り易くなっているんですけど、
 これが、あの、油分を多く含んでいるんで、
 あの、焚き付けに使われたりとか、
 それから、これね綺麗に剥がれるもんだから、
 え~、昔の人はこれで手紙を書いたりとかしたそうですよ」

へぇ~、粋だな~。

山小屋から1時間、シラビソが繁る針葉樹の森へ入って行きます。

だいぶ苔むしてきましたねぇ。

「そうでしょう、この辺りはとても苔の種類が多くて、
 沢山見られる場所なんです。これ見てくださ~い」

〇スギゴケ

「スギゴケの仲間だと思うんですけど」

わぁ~、鮮やかな緑の苔がびっしり。

「で、苔ってね、根っこがね、太く生えて無いんですね。
 この岩とか地面にしがみつくような形で付いていて、
 単体だと凄く弱いんですよ。
 こう、群落を作って、それで同じ仲間同士支えながら生きてるんですねぇ」

美し苔の森が広がる蓼科山。中でもこの辺りは青山さんお薦めの場所。

「あっ、この苔ちょっと見てください。イワダレゴケっていいます」

〇イワダレゴケ

岩から重なるように生えるのでイワダレゴケっていわれてるんですって。

「こうやってちょっと持ち上げてみると、
 この葉っぱのひと固まりが一年で伸びる分なので、
 何年物かが分かるんですね」

数えてみると、1、2、3、4、5。う~ん、これは五年物かぁ。
苔って知れば知る程面白いな~。はまっちゃいそ。

苔の森の向こうは蓼科山山頂に続く急登。
シラビソが繁る森を黙々と登って行きます。

標高2300m付近まで登ると水の様子が一変。

「この辺りからね山頂に向けて岩場が続きます」

こんな険しい所があったんだぁ。

「蓼科山は嫋(たお)やかなイメージがあると思うんですけど、
 山頂直下はへ、溶岩で出来た岩がゴツゴツしてます」

しかもこの岩だらけの急斜面、標高差が200mもあるんですって。

ほ~んと、岩だらけ~。
はぁ~、あ~、息が切れる~。でも、頑張って登るぞ~。
溶岩で覆われた山頂まで後もう少し。

急斜面を登ること40分。

「おっ、建物が見えてきました。山頂にある山小屋ですねぇ」

は~。

「山頂はねもうすぐ目の鼻の先なんですけど、
 ちょっと今日、ガスも上がってきたんでね、
 あの~、こっちの山小屋に入ってちょっと休みましょうかね?」

はい、ガスってちゃ景色も見えませんものね~。

「こんにちは~」

山小屋の方「こんにちは~」

山小屋の方「あ~、どうも~、どうもお久しぶりです」

「あ~どうもよねかわさん、お久しぶりです。
 今日はどうぞよろしくお願いします」

よねかわさん「どうぞよろしくお願いしま~す」

「こちら」

よねかわさん「お疲れ様です」

「この山小屋のオーナーのよねかわさんです」

よねかわさん「初めまして、よねかわと申します」

〇蓼科山頂ヒュッテ

 米川佐和子さん

お世話になります。

実はここ素敵な音楽が聴ける山小屋として人気なんですって。

小屋の自慢はで~んと置かれた巨大スピーカーと懐かしい真空管アンプ。
これを聴きに音楽好きも集まるんだとか。

米川さん「お客さんの中でも、あの、自分のお気に入りのCDを持ってきて、
     わざわざこうその為に来るってお客さんも結構いらっしゃって
     ほんとにこう、まぁ、疲れをこう癒して帰ったりって
     いうような、はい」

好きな音楽を聴きながら山で過ごすなんて素敵だなぁ。

今回はこの素敵な音楽が聴ける山小屋で一泊しまして、
次回三日目の朝、山頂を目指して出発します。


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2021/03/11 22:27
こんばんは!東日本大震災から10年、どうもお疲れ様です。
そうですね、山小屋が見えますと具体的な目標がたちますよね?
かなり足も軽くなられる方が多いのではないでしょうか?
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2021/03/11 21:58
山小屋が見えると元気出ますよね( *´艸`)
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2021/03/11 01:39
こんばんは!日記を拝見いたしました。
とんでもございません。こちらこそいつもありがとうございます。
生きているといろいろと良いことも悪いこともありますので、
好きなことがある存在を時に浮かべたりすると良いかもしれませんよね?
生活の方では朝晩は冷える地域がまだまだ多いはずですので。
どうぞ臨機応変に服装などを変化させたり、温かいものを召し上がったりするなどをしまして、
どうぞ健康ありきですからいかがでしょうか?
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2021/03/11 01:34
げんりんさんありがとうございます(´;ω;`)




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