877番: サウンド オブ ミュージック
- カテゴリ:日記
- 2021/02/12 16:56:16
【439】
The two oldest girls were leading their father, who
was in his Navy uniform. The two boys waited for me,
and the three little ones busied themselves with my long
train.
——訳——
年長の女の子2人はお父様の手を取っていました.
海軍軍服を纏っていました. 2人の男の子は私を
待っていてくれました.他の3人の子は、ウエディ
ングドレスの長い裾の裾持ちをしてくれました.
【440】
At this moment the big organ began with a jubilant
chord. Slowly and solemnly the procession marched
up the aisle and up the many* steps into the sanctuary,
where Father Abbot stood waiting for us, adorned
with his golden Ornate.
——訳——
この瞬間、大オルガンが歓喜溢れる和音演奏を奏で
始めました. ゆっくりと、そして厳かに
行列は通路を行進します.何歩も何歩も内陣へと
歩んでゆきます.そこには、神父の大修道院長が
金色の荘厳衣服を纏い、私たちを待っていました.
《語句》
jubilant (形) 歓喜に満ちた、歓声を上げる
*many 出過ぎた真似はせず、「多くの」の意に沿って
訳しましたが、ここは、so many の意味になってい
ると思います. そして意味が「まだそこそこの」
「まだ数歩の」で通路をずっと進んできたのだが
この真ん前に来て、なお数歩内陣まで歩んでいった
という感じになると思います.
abbot 大修道院長
adorne (他) ~を飾る、装飾する(with で)
ornate (形) 飾り立てた、装飾を凝らした
Ornate (名詞) 辞書に掲載がないのですが、文脈から
「装飾衣装」であることは察することができます.
【441】
Then the voice of the organ died out, and in the great
silence which hovered over the big church, surrounded
by the seven children, we promised each other loudly
and solemnly to " take each other for better or for
worse * ...till death do us part. "
——訳——
そしてその時、オルガンの音が消えました.荘厳
壮大な静けさが大きな教会内を覆いつくしました.
7人の子供たちに囲まれながら、私たちは、お互い
に声高に、そして厳かに宣誓しました, 「いかなる
ときも...死がふたりを分かつまで.」
《語句》
for better or for worse 健やかなる時も、病める時も
富める時も貧困なるときも ...よくテレビで
見るあの誓いの場面です. 肝心のfor better and
for worse は「よきにつけ、あしきにつけ」そし
てtill death do us part 死が二人を分かつまで...
祈祷書(Book of Common Prayer)の結婚式の誓言.
「結果が良くても悪くても、よかれ、あしかれ.
どんなことがあろうともとこしえに」
hovered over < hover 空中に停止する、空に舞う
宙に浮く Clouds of smoke hovered over the buil-
ding. / 雲のような煙がビルの上空にかかっていた.
≪ひとこと≫
「これをなぐさめ、これをはげまし...」誓いあっても
かみさんは逃げてゆく.一生連れ添う中には、邪魔な
ときもありますが、神様に誓って無理やり一緒にいる
のがいいか、難しい問題です. 完全に心変わりした場
合をのぞく、という条件を宣誓に入れてほしい..