Nicotto Town



重賞展望


今週末はクイーンC、京都記念、共同通信杯の3重賞。中京開催が終わって阪神開催がスタート。まずはやっぱり馬場が気になる。暮れの開催時は最後まで結構速い時計が出てたからいきなりタフ馬場化するとは思えへんけどどうか。

【京都記念】例年は京都外回り2200での開催やけど今年は阪神内回り2200での開催。このコースで行われるレースと言えば宝塚記念。その特徴は中距離GⅠとしては異例の前傾ラップになりやすく、6F程度の超ロンスパ戦になることで上がりがかかってギアチェンジ力やトップスピードが全く役に立たんこと。ただこれは梅雨時で荒れ馬場になることも大いに関係ある。去年このコースで行われたエリザベス女王杯がペースはそこそこ流れたのに速い上がりが求められたのはやっぱり超高速馬場やったからやしね。ただまぁ、コースの特徴としてロンスパ戦になりやすいのは間違いない。血統的には宝塚は欧州色の強いタイプが好走する傾向やけど去年のエリザベス女王杯は1,3着がアメリカンなスピードタイプの母系やった。これも馬場次第かな。

ラヴズオンリーユーは斬れるというよりはスピードの持続力が武器。ベストは府中の中距離やと思うけど長く良い脚を使えるからここへの適性はあるはず。ただ馬場が渋ると良くないタイプでもあるから馬場には注意したい。能力自体は最上位。ワグネリアンは斬れるイメージやけどパワー型にシフトしてきてる印象で2~3歳時みたいな脚は使えへんと思う。ただどうやら喉の手術したみたいやからね。人気を考えればあんまり重視はしたくないかな。ステイフーリッシュはトップスピードやギアチェンジ力は全くないからロンスパになりやすいこのコース自体は合うはず。ただ高速馬場でスローとかになると流石に厳しい。馬場が渋るなり道中淀みないペースで流れるか助けは欲しいとこやね。センテリュオは序盤はゆったり入ってのロンスパ戦がベスト。これといった逃げ馬はおらんし高速馬場なら面白いんちゃうかな。モズベッロは好走条件が狭く、上級条件での好走はほぼタフで外差しの利く馬場に限られる。阪神が暮れと同じような馬場なら余程前崩れの展開にでもならん限り厳しい。魅力的な穴馬は正直見当たらんけど馬場が渋って上がりのかかる展開ならサトノルークス、高速馬場でドスローになるならジナンボー(この馬が斬れるというよりは他にそこまで斬れる馬がおらんから位置取りで有利って意味で)、あとはダンビュライトもタフ馬場やロンスパ戦自体は合うから展開次第では。





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