今週末は東京新聞杯ときさらぎ賞の２重賞。月末には今年初のGⅠもあるし３月になればクラシックのトライアルも始まる。まだまだ寒いけど競馬は楽しい時季になってきたね。

【東京新聞杯】冬場の芝ということトップマイラーは出てこんこともあってか道中のペースはそこまで上がらんし時計も高速馬場ハイペースの安田記念と比べるとだいぶかかる傾向。血統的にはディープ産駒を初めサンデー系が圧倒的。他にキンカメも走ってるように安田記念と比べると王道血統、特に母系に欧州色の強いタイプの好走が目立つ。安田記念が千四～千六ベストなタイプが合うのに対して東京新聞杯は千六～千八ベストが合う、そんなイメージで良いはず。

ヴァンドギャルドは本質的にはスパッと斬れる馬やないから高速決着、ドスローの高速上がりになると厳しいけど今の馬場やコース適性は高そう。人気にはなるやろうけどミドル～ややスローならこの中では信頼度は高いんちゃうかな。トリプルエースは千六もこなすけどベストは千四かなと。こういうタイプが府中マイルを勝つには高速馬場で前傾ラップが理想。今回はちょっと違うかなと。ヴェロックスは前走条件的にはベストに近かったと思うんよね。そもそもマイラー的な匂いはせんけどそれ以前に３歳春のパフォーマンスを超えてへんこと自体が１番の問題。早熟馬ではないと思うんやけどなぁ。ダイワキャグニーは府中の千八～二千で先手を取ってスローが好走パターン。千六ではスピード面で優位に立てへんし末脚の裏付けもない。ここではこれといった武器が見当たらんかなと。シャドウディーヴァは去年の２着馬やから当然今年も有力。ベストは千八やと思うけどこのレースはそういうタイプが走りやすいしね。ただこれも斬れる馬ではないから高速決着やドスローからのトップスピード戦やと厳しい。穴っぽいところならサトノインプレッサは母系の欧州色が強いディープ産駒で千八寄りのマイラー。惨敗続きやけど高速すぎひん今の馬場は合うし人気を落とすなら面白そう。あとはハーツクライ×デインヒル系でここに向いた血統のカテドラルは前走で先行したのが良い方に出る可能性はある。ロードマイウェイは前走不利があったから度外視できる。元々能力的にはここでも上位。