Nicotto Town


「さくら亭」日報


【改装】 袖に降る雪

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奥座敷と倉に囲まれた中庭は、
外庭のように雪が積もらず、
地面だけが薄化粧している。

奥座敷で百人一首で遊んでいたが
手にした札に思い立ち、中庭に降り立った。
「わがころもでに ゆきはふりつつ」

睦月の雪の日のことだ。





イベント参加アイテムの札のひとつが、
この光孝天皇の一首だったので、
それをイメージしての改装ときせかえです。

上の句の「若菜摘む」は、
春の食用の草を摘むことらしく、
七草粥の起源だそうです。
だから、「春の七草フレーム」の使用は正しいのです。

正しくないのはわざわざ十二単を着ていること。
家というか座敷が、せいぜい昭和のものなのに、
何故十二単。
最初、袴にするつもりだったんですが、
庭に素足が嫌だったので。
かるたって、裸足なんですよね…。
せめて足袋をはきたい。

あと、背景のような寝殿造りの家をお部屋に造ってみたい。
アイテム的にかなり厳しいですが。

改装のヒントになったのは、
度々遊びに行っていた先輩のおうち。
母屋は築何百年かだそうで、
お座敷あって、倉があって、中庭にお稲荷さんの祠がある。

冬は雪が積もるし寒いし。
遊びに行くのに片道2時間…。
でも大好きなお家です。
ここのお座敷で持参の大石天狗堂の百人一首でも遊びました。
我が家の年季入りまくりのかるたです。

一番好きな句は崇徳院のもの。
崇徳院も実は好きな歴史上の人物。
えらい悲劇のひとですが。
いつか白峰陵に行きたい。


アルバムの画像がなかったので修正。




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