Nicotto Town


きいてニコタリーナ


なにがきみのしあわせ なにをしてよろこぶ

今年本厄かと思ってたら、
数え年なのでもう後厄だったらしい。
うっかりうっかり。

去年大した災難には遭わなかったけどね。

厄年って、だんだん仕事で大事な役を務めるようになったり
結婚して家庭を持って子供を生んだり、
そろそろ親の健康状態が思わしくなくなってきたり、
そういう年頃に理屈をつけたものなんだろうし

まともな仕事もなく家庭を持つ気もないわたしにとっては
親に大したことなくてよかったね、
くらいのもんですが。
まともな仕事についてないことが厄か?
いいえ、今のわたしの精一杯です。

まあ一応、遅い初詣で
気持ちばかりの厄払いをしてきたよ。

寒さがゆるんでる今がいいかなと思ったんだけど、
雪がざけてて参道が歩きづらいことこの上なかった。

でもきつい階段はいい運動になったし、
外出の機会が減る中、気分転換にもなったよ。

あとおみくじは中吉だった。
まあまあじゃない?

努力が実ります、とか言われても
思い当たる努力がなかったりするけど。
わたし本当にふわふわ生きてんなあ。

(良縁にも恵まれるって!
かわいいドールさんとの良縁ヨロシャス!)

占いってそんながっつりアテにはしないんだけど
ちょっと気分良くなるために
いいところだけつまみ食いはする。
そんなもんだよね。



片道30分強くらいの馴染みのお寺に行ったわけですが
(初詣は神社では?)(しかも家は神道)
そこそこのドライブを満喫することになったわけで、

しかも神仏に詣でた後ともなれば
いろいろ考えることもあるわけで、

まあ帰り道は新年らしく、自分の生き方について
物思いに耽ったりしたわけです。

生き方っつっても転職とかそういうことじゃなくて
(その件はその件で考えてるけど)
もっとふわっとした、大づかみな感じ?

なんて言うんだろう、
「何を成すか」「何を残して死ぬか」
(何も成せない自分に価値はないのではないか)
ってよく考えちゃうんだけど、

なんか不意にふっと力が抜けたというか、
「よく(楽しく)生きられたらそれでよくない?」
って、思ったんだよねえ。

最期に残るものは「よく生きた」という充足だけでよくて、
死んだ後のことなんて何一つ関知できないんだし
「残すもの」は目的ではなくて結果じゃない? って。

なんだろうね。悟り??

んで、その辺を前提に、次に考えることはと言えば

「よく」「楽しく」「機嫌よく」生きるとは
わたしにとってどんな生き方か? となる。

どんなふうに、何をして生きると心が満ちるか?
どう生きた自分なら、終わりの時に悔いることがないか?

(アンパンマンかな?)

あるいは逆に、生きる上で距離を置くべきこと――
生きることを楽しくなくさせるもの、
わたしの生命力を減退させるものとは何か?

そんなに難しいことじゃないんだよね、たぶん。

わたし、やりたいことをやり遂げるのは苦手だけど、
やりたいことを始めるのも
やりたくないことを回避するのもそこそこ上手いし?

心が動く方向へ、ふわふわ向かう。
心が動かなくなったらふらっと離れる。

それを後ろめたく思う必要はないのかも。
自分の心を守るためだもの。

……あと、とにかく頭の中でぐちゃぐちゃ考えてるのが
わたしにとって一番「自然」な状態なんだよね。

一人の時間がないと死ぬのもたぶんそのせい。
単純作業が苦でないのも、
手が仕事を覚えてしまえば考え事に没頭できるから。

いろいろ考えて、いろんな計画を夢想して、
できそうだなと思ったらちょっと手を出したりして、
考える材料が足りなくなったと思ったら
本を読んだり、美しいもの、可愛いものを見に行ったりして、

そういうのが、たぶん一番精神状態が安定する生き方?

心は今一つ動かないけど、周りを気にして
無理して動くのはできるだけやめたいねえ。

そうやって、自分の内なる声に耳を澄まして生きていれば、
わたしの人生における大事なテーマである
「わたしとは何か?」について、
多少は得るものがあるんじゃないかと思うの。

ああ、よく考えた!
これが、最期の時点での「わたし」!

って死ねたら一番いいのかも。



蛇足。
そう考えると、どういう仕事ならやっていけそうか、も
ちょっとわかる気はするよね。

接客とかが向いてないのは今まででわかってるとして、

アットホームな職場です! じゃない方がいいかも。
業務時間外は一人でいても放っておいてくれるような。

日々目まぐるしく業務内容が変わるより、
ある程度同じ作業の繰り返し、の方がいいかも。
(ある程度、なのは飽きる可能性があるから)

心身ともにあんまり丈夫じゃないんだし、
休日が少なかったり拘束時間が長かったりも避けたい。

生きてくために、考え続けるために仕事をするんであって、
仕事のために生きるんではない。

少なくとも、そういう生き方はわたしはできない。

……まあ、こういう条件に合う仕事だったとしても
人間関係が上手くいかないと意味ないんだけどねー。




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