新型コロナ感染症の有望な治療薬
- カテゴリ:美容/健康
- 2021/01/13 15:19:45
(こちらの記事はミラーです)
大体の方が知っている新型コロナ感染症の治療薬はレムデシビルとステロイド…ですがこの薬が何をしているのかを知っている人は思いの外少ないです.
なのでさらっと説明をしておくと,レムデシビルはウイルスを増やさない薬でアビガンと似た作用機序ですが,注射薬で使えるということで重症者に使いやすい薬です.何をしているかというのを簡単に説明すると,ウイルスが分裂するときに薬の成分を挟みこんで邪魔します.
抗ウイルス薬は無いよりは良いですが,しかし実は新型コロナウイルスの性質とは非常に相性が悪いのです.
新型コロナウイルスは感染後症状が出る2日前からウイルスを排出し始め発症前日がピークとなりますから,発症後数日待った後はもう次の段階が問題になってきています.
それが身体自身が起こす炎症であり,そしてステロイドは炎症を抑える薬です.
この感染症に於いての重症化は過剰な炎症によるもので,これで命を落とします.
ですからこの炎症を止めるためにステロイドが使用されます.
……ここまでが大まかな基礎知識です.
これまで様々な薬が試験されてきましたけれど,結局ステロイドを超えるものがなかったのですが,今回"トシリズマブ"と"サリルマブ"が良い結果を出したということで,しかもこれは早速テレビのニュースで流れたようでした.
これらはIL6受容体拮抗薬です.
私はずっとIL-6(※1)が怪しいと言っていたのですが臨床試験の結果では効果に疑問ということでがっかりしたものでした.しかしその後も研究は進められ効果が認められたとのことで素直に嬉しいです.
ただ私が日頃から読んでいる論文(大抵は査読済み)には現時点では載っていませんでした.
それを知人の情報から辿ってみつけたのです.
Interleukin-6 Receptor Antagonists in Critically Ill Patients with Covid-19 – Preliminary report
https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2021.01.07.21249390v1.full-text
Hospital mortality was 28.0% (98/350) for tocilizumab, 22.2% (10/45) for sarilumab and 35.8% (142/397) for control. All secondary outcomes and analyses supported efficacy of these IL-6 receptor antagonists.
(意訳:トシリズマブで28.0%,サリルマブで22.2%,対照で35.8%であり,IL-6受容体拮抗薬の有効性が確実である事が示された)
However, it is important to note that in our trial, patients had to be enrolled within 24 hours after starting organ support. This may be an important factor to maximize effectiveness; treating critically ill patients early, while any developing organ dysfunction may be more reversible.
(意訳:早めが良い)
この論文は査読前のプレプリントなのですが,まさかプレプリント状態でテレビで発表,すぐに使用開始とは予想していなかったのでどこかで見逃したのだろうと思い込んでいました^^;
査読には時間がかかります.この状態で使用に踏み切るのは現在の深刻な状況と,これまでに積み重ねてきた臨床試験の結果があってのことかと思います.
最初,去年の秋くらいか…あまり良い結果が出なかったのはかなり悪化した患者様も含まれていたからでしょう.
意訳がざっくりしすぎていますが,要は重篤化の兆しがあれば早期に使用することでIL6による炎症の誘発を止められるということです.
なので症状が進んでしまえば結局はステロイドに頼る事にはなるでしょうね.
そういうわけで,薬を使うタイミングがとても大事になってきます.
抗ウイルス薬も早期に使えればかなり効果があるはずですが,新型コロナウイルスに関しては"早期"がいつ起こっているのかがわからないため少なくとも今のところは難しいです.
個人的には家族に感染者が出ればほぼほぼ皆が罹患するのでその時点でアビガンを飲むのは有りだと思うのですが….
※1:IL-6(インターロイキン6)
細胞間での情報のやり取りに使う分子量の小さい(ペプチド)タンパク質.
多くの種類があり,中でもIL6は炎症に関わるものの1つ.
記事にも予算カットの件について記載がありますね^^;
本当に政府も勝手というか.
次のパンデミックについても少し触れられていますが,私はもしかしたら細菌が来るのではないかという気がしています.
どれだけ言っても抗生物質を飲み残す方が居ますし,その一方で多用もされているからです.
愚かなことですが,患者側に知識が全く無い(と言っても過言ではない)以上は徹底するのは難しい,医師側もそれを考慮する必要があるでしょう.
どんな抗生剤も効かない細菌はかなりの脅威になる可能性があると思っています.
そうなるとこれもワクチンで解決する必要が出てくるかもしれませんね.
https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E5%85%8D%E7%96%AB%E3%81%AE%E5%A4%9A%E6%A7%98%E6%80%A7-%E3%81%AB%E9%8D%B5-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%99%BA-%E6%96%B0%E6%AC%A1%E5%85%83%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%80%A7/ar-AAKP06F?ocid=msedgdhp
治療薬はその作用機序からウイルスの株は選ばないですが,抗ウイルス薬の方は,新型コロナウイルスに対しては本当に初期でなければなかなか力を発揮することができなさそうです….
致死性のイベントはサイトカインストームに伴って起こるので,やはりここを抑えることに重点が置かれるでしょうね.
既に投与されている薬が使えるようになるのは嬉しいですね.
東大 新型コロナウイルスの治療薬候補 フサンの臨床研究始める
2020年5月8日 18時32分
新型コロナウイルスの治療薬の候補で、急性すい炎などの治療に使われてきた「フサン」を患者に投与して、安全性と有効性を確認する臨床研究を始めたと東京大学が発表しました。
東京大学は8日、急性すい炎や体のさまざまな部位に血栓ができる病気の治療に使われてきた薬「フサン」、一般名「ナファモスタット」を新型コロナウイルスに感染した肺炎の患者に投与する臨床研究を始めたと発表しました。
臨床研究は、東京大学附属病院など国内の6か所の医療施設で患者160人を対象に行われ、インフルエンザの治療薬「アビガン」とともに「フサン」を投与するグループと、「アビガン」だけを投与するグループに分けて、安全性と有効性を確かめるということです。
東京大学は新型コロナウイルスを使った実験から、「フサン」にウイルスの増殖を抑える効果が期待できることが示されたとしています。
また、患者の一部では、血栓ができることが症状の悪化につながっているとする報告もあることから、研究グループは、血液が固まるのを防ぐ作用がある「フサン」の効果が期待できるとしています。
効果がある可能性を示した東京大学の井上純一郎特命教授は「成果の発表から最速で臨床研究に入れたと思っている。多くの患者に薬が届くよう結果に期待したい」と話しています。
育てているといろいろなことがあって,思い出もたくさんありますものね.
揚羽もおなかを壊す子が居たり,変な場所で蛹になったのをつけ変えたりと世話が焼けましたが,みんな無事に空へ舞って行った事を今も憶えています.
ゆきさんは繭から糸も取ったのですね.しかし糸を取ると蛹は成虫になれないような…(?)
食道が細いというのは,叔母さまが仰っているのでしょうか?病院で指摘がありましたか?
確かに食道の障害にも先天性のものがありますが….
ちなみに今の胃カメラは1cmほど,鼻からのものは5mm程度ですよ.
しかしカテーテルは四肢の血管から入れるものですから食道に障害を持っていても大丈夫ですけれどね….
心不全は悪化すると余命宣告される疾患なので,まだ改善の余地があるなら考えてほしいと思います.
ただ今のこのパンデミック中では大きな医療行為は避けたいですし,将来の治療を考えつつ心臓に負担の少ない日常を送るよう心掛けるのが最善の選択肢でしょうね.
食べる事は無理です>< 一つの繭玉から糸を取って紅茶で染めたら
金色になって綺麗だったことを思い出しました。
叔母は今まで胃カメラで一度も検査したことがありません。食堂がとても
細く無理と言ってました。
今も昆虫を食用とする人々は多いようです.
最初の頃は(九州大学の研究段階)サナギを食べれば…というのを聞きましたが,ユーグレナが関わってきているので形は変わるかもしれないですね.
カイコの蛹は長野県ではよく食されているようです.
https://www.iijan.or.jp/oishii/area/south/post-2386.php
私は揚羽を育てていたのでなんだか可哀想にも思いますが,愛用しているネクタイはシルクなので…命の無駄遣いをされているわけではないと考えると有り難いですね.
ニトロは血管を拡張させるお薬で狭心症で使われることで有名です.合わなかったという事ですから別の血管拡張剤を処方されたのでしょうね.
心臓が弱いと当然体力は落ちますが,どうも別の方向で弱い方が問題のようですね^^;
私の母親もオペが決まった時にはかなり駄々っ子してましたから…^^;
侵襲性の高い検査や治療は恐いのでしょうけれど,しかし心不全が悪化すると命に関わりますから大元の原因を早期に解決しておく事が出来るならそれに越したことはないのですけれどね….
叔母さまは胃も悪くしていらっしゃるのですか?
ご馳走とされているようですが、食べるワクチン@@何とも言えないです..
ワクチンになったところで味は蚕ではないと思いますが、作る経過を想像してしまいますw
叔母は長い間ニトロの他に心臓の薬を処方されていたようですが、名前が出てきません..
体力の無い人ですのでカテーテルと聞いただけでも失神しそう。
胃カメラさえもNGなのですから..入院時の検査も大変だったようです><
私はこの記事で逆輸入的にアマビエさんの存在を知りましたよ(笑)
ニトロ…ということは狭心症でしたか.外科的な治療はされていなかったのでしょうか….
年に2度入院するような状態は本当に良くないですが,我慢して病院に行かないのは危険です.
狭心症が原因ならバルーンで良くならないかな…私の父親が亡くなってから繋がりは切れた方ですがバイパスの方をやった人が居ます.大きいオペで傷も残りますが,バルーンならカテーテルで出来ますけれど.
予防接種の件はタマゴではなさそうですか.予防を徹底しつつ蛹待ちでしょうか…スパイク蛋白質自体に反応しているのでなければですが.
冗談ではなく,これ,本当ですよ.
https://ahrms.jp/news/2020/06/27/edible-vaccine-from-solkworm/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000054891.html
偏食な私にはこちらの方が難易度が高いですが^^;
深刻な病気が流行ると救いを求めたくなるのでしょうね。
叔母は元々心臓が弱く初めはニトロを処方され、それも体に合わなかったようです。
心不全の診断は2年程前だったと記憶しています。入院は今までたしか3回程、
出たり入ったりという感じです。
卵アレルギーがあるとは聞いてませんが、何かのアレルギーはあるかも知れません。
いろいろ教えて下さって有り難うございました!
DISAIDは他とは少し違っていて,読むというよりはその都度変異種の状況を確認したり詳細を知るためのものです.
あとは論文が載っていますが,登録するとメールが届くので便利ですよ.
(JAMAは設定が面倒ですが,ジャンルが選べるのでそこは良いかもしれません)
たまにこんな可愛い記事も↓(しかも真面目に書いてる(笑))
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2768645?resultClick=1
叔母さまが心不全という事ですが,けっこう長いのでしょうか?
入院した事はありますか?また去年からの1年間で2度かそれ以上の入院はありましたか?
おそらく高血圧があるだろうと思うのですが,現状うまく管理は出来ているでしょうか?
ワクチンの件はやはりインフルエンザでしたか.
インフルエンザのワクチンは培養の際にタマゴを使うので,卵アレルギーがある方は受けられません.
アナフィラキシーが卵アレルギーに関わるものであった場合,Covid-19予防接種は受ける事が出来ますよ.
しかし他の部分(添加物など)が原因の場合はその限りではないですが.
副反応の頻度自体はインフルエンザよりも多いですから,そこは予防接種が始まってから問い合わせると良いですね.
ワクチンの件ですが叔母が心臓肥大、心不全治療中、以前
インフルエンザ予防接種でアナフィラキシーショックを
おこし、主治医にこのことを話したら、ワクチン接種は
出来ないだろうと言われたそうです。
(私には良くわかりませんが..)
ところでワクチンを打てない体調というのは?差支え無ければ.
大切な誰かを守るために,私もそう思って記事を書くことにしたのでした.
私には簡単に手が届く情報ですが(特にNEJMはいつもメールが来ます)一般の方たちはなかなか難しいでしょうから.
もし良ければ以下のサイトをチェックすると良いですよ.Covid-19関連は今は全ての記事がFREEです.
https://www.nejm.org/coronavirus?query=main_nav_lg
https://jamanetwork.com/
https://www.nature.com/nm/
https://www.thelancet.com/
https://www.gisaid.org/
他にもプレプリント(査読前)メインのサイトもいくつかありますが.
上記は特に信頼できる情報が載るサイトです.
私の親戚に疾患をもっている者がいるのでCovid-19は知識を得たいと思っています。
一人はワクチンを打てない体調の為、Siegさんの所で記事を見させて頂くことは
私にとっても勉強になります。
私自身が早とちりで間違った解釈やコメを入れたりしたらお許しください。
よろしくお願いします。
……という事を言いたかったわけで,つまり対象は↑の方針を決める人たちのことであって,ゆきさんのことではないですよ^^;
伝言板は50字制限なので,どうしても文章を端折ることになり伝わりにくい事もありますよね^^;
E484k変異でしょうね.ここの変異が新型コロナウイルス達には人気なようですね.
この変異に対応したワクチンが出来れば変異種たちを一掃できる可能性もありますが,しばらくは時間がかかりそうです.
変異が含まれていると米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が2つの研究チームを引用して報じた。
科学者らはこの懸念される変異について、ウイルスが免疫システムをすり抜けるのを助けるとみているという。
エアロゾルは基本的に発生源から上に向かって漂いますが,大抵何かの障害物に当たってそこに付着しますから,花粉のように高層の窓からも入ってくるという事はないですね.
換気の悪い店内にたくさん人が居る場合などは,いつまでも空気中にエアロゾルが漂っている事があるので注意です.
また気温が低いと付着したウイルスは簡単には不活性化せず何週間もそこにありますからお気を付け下さいね.
エアロゾルについてはこちらの動画がわかりやすいですよ.
https://youtu.be/XN--hBjwkuM
予防について昨年書いた記事です.
https://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=1628662&aid=69602081
床暖が暖かいですから、大体はこれで十分です。ベランダのガラスがたくさん濡れるので、湿気も十分お部屋に来ると思っていました。
空気の取り換えは、朝晩お昼、と開けています。でも空気に、コロナが来ることはないんですか?^^
今はまだD614G型が主流ですが変異種はここからの派生なので厄介ですね.
新しい変異種もベースは他の変異種と同じかと思います.
最近,私の街ではまた外国人が非常に増えていますので,入国管理は大丈夫なのかな?と心配になります.
共同通信社 2021/02/18 20:40
国立感染症研究所は18日、変異した新型コロナウイルスについて、英国由来などこれまでの変異株とは異なるタイプのウイルスを国内で確認したと明らかにした。どの国に由来するかは不明という。変異の仕方から、免疫の効果が弱まる可能性があるが、感染力が強くなる性質はないという。
厚生労働省に助言する専門家組織で報告された。従来の英国由来、南アフリカ由来、ブラジル由来の三つの変異株については流行の主体にはなっていないとしたものの、民間も含めた検査強化が必要と指摘した。
感染研によると、新たな変異を持つウイルスは2月2日までに空港検疫で2件、関東全域で91件を確認された。
投与間隔が近いと1回目の抗体が影響して2回目の効果が薄れるのではということですが.
確かに有りうることですしアデノベクターは日本での製造も決まっているのでどちらを選択するのか気になるところですね(たぶん自分で選ぶことは出来ないような気が).
※ アデノウイルスをベクターに使用したタイプはアストラゼネカのワクチン
(アデノウイルスはチンパンジーアデノウイルスを使用)
アストラゼネカの広報担当者は資料で、「被験者が主に若い健康な成人だったことを踏まえ」、重症の場合や入院・死亡に対する有効性はまだ定まっていないと説明した。
今回の研究結果について最初に報じた英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、同試験の被験者で死亡、または入院したのは1人もいなかった。2000人余りが参加した比較的小規模で行われた同研究はまだ査読を経ていないが、8日に公表される見込みだという。
アストラゼネカの広報担当者は「当社のワクチンは特に8-12週に投与間隔が最適化された際により重い症状に対する活性を示した他のコロナワクチンの中和抗体と同等であり、重症化を予防し得ると信じている」と述べた。
同担当者によると、初期データはT細胞など他の免疫応答が南ア型変異株でも損なわれていない可能性も示唆した。
原題:Astra Vaccine Shows Less Effect Against South Africa Variant (1)(抜粋)
ワクチン接種はやはり今月中から始まりそうですが,確実に有効性が確認されているのはイギリス株までのタイプです.
とはいえ変異種にも完全に無効というわけではないですし,インフルエンザワクチンが60%以下(確か56%くらいだったかと)ということを考えると,現状の日本では無いよりは良い状況ではありますけれどね.
厚生労働省は4日、神奈川県に住む10歳代男性と50歳代女性の2人が、南アフリカで流行する変異した新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表した。
50歳代女性はアフリカの滞在歴があり、10歳代男性は女性の濃厚接触者。国内で確認された変異ウイルスの感染者は、空港検疫を含めて70人となった。
日本で予定されているワクチンは,今のところ変異種対応ではないはずなので….
ここ最近は些か慌ただしく,まだ調べることもできていないのですが。。
https://www.bloombergquint.com/coronavirus-outbreak/u-k-covid-strain-picks-up-mutation-that-raises-vaccine-concern
南アとブラジルの変異種については以前に持ってきた動画で説明されていますが…
https://youtu.be/OVCbKUsQJ0E
やはり,つまり同じ状況がみられるという事かと思います.
中和抗体が充分に働けないということはワクチンが効きにくい,再感染の可能性が出てくるという事になりますが,モデルナが変異種対応のワクチンを作っていますから,それが効いてくれれば良いですけれどね.
日本が導入するワクチンが変異種対応なら良いのですが,今月中という話も聞きますし,だとすれば現状接種されているものになるはずなので変異種には対応できていないですね….
ところでこんな記事を見つけました。参考になるかどうか?
英国で発見された新型コロナウイルスの変異株は世界中で懸念を引き起こしたが、この変異株がワクチンへの耐性を強める新たな変異を遂げた様子だ。
英イングランドの保健当局は1日更新したリポートで、変異株の20万余りのゲノム配列についてデータを精査した結果、11の異なる部分から変異が確認されたと発表した。
南アフリカ、ブラジルで感染を拡大させた変異株でも変異は見られ、ワクチンや抗体療法の効果を弱め、
一度感染して回復した人を再び感染させやすくする作用があると考えられている。
英レスター大学の臨床ウイルス学者、ジュリアン・タン氏は変異株の変異について、「憂慮すべき展開」だと指摘。「最近の研究で、メッセンジャーRNA(mRNA)技術を用いたワクチンは英国の変異ウイルスに対しても高い効果を発揮することが示されたが、もはやそうならない可能性もある」と述べた。
タン氏によると、新たに確認された変異は単独で発生したものか、南アフリカまたはブラジルの変異株との結合を経て生まれたものかは判然としない。こうした結合はインフルエンザウイルスでは一般的だが、コロナウイルスでは明らかになっていないという。
原題:
U.K. Covid Strain Gets Mutation That Raises Vaccine Concern (1)(抜粋)
https://www.elle.com/jp/gourmet/a477301/gpi-vitamind-18-0518/
キノコ…が上がっていますが,キノコのビタミンDはビタミンD2で,体内で活性型に変換されるのはD3(魚など動物性のもの)の半分程度の量になります.D3が効率的ですが,キノコも健康に貢献するいろいろな成分があるのでお好きならたくさん召し上がると良いと思います^^
サプリメントは手軽ですが摂り過ぎには注意が必要ですね.とはいえ用量を守っていればそういうこともないはずですけれど.
特にこの時期は不足しがちですしね.
オイルサーディンも好きです。しらす干しも含有量高いかな?
サプリの方が簡単に接種できそうですね。考えてみます^^;
イギリス株はもう仕方ないですね.感染性の高いものが優位になってきますから.
もはや旧D614Gともいえる型が同じG系統ではありますがB.1.1.248に入れ替わっていくでしょう.
なんとかB.1.351とP1の蔓延を防ぎたいところです.
あと,花粉症について,今年は自粛期間が長いのと,今の季節は日照時間も短く大気圏を通ってくる紫外線も少ないので,もしかしたらビタミンDが不足しているかもしれません.
感染の予防にも大切なビタミンですから,ちょっと意識して摂ってみると良いのではないでしょうか.
私は紫外線自体にアレルギーがあるのでサプリメントを使っていますが,食品ならお魚を中心に動物性の食品に多く含まれます.お魚だと鮭缶やオイルサーディンがお薦めかと思いますが,タマゴにもそこそこ多いですよ.
ビタミンDは脂溶性ですからサプリメントを利用する場合は油脂類と合わせて摂ると良いですね.
脂溶性ビタミンで効果がすぐには得られないのと摂り過ぎは注意ですが,不足すると免疫にも影響を与えることが解っていますので,もし不足の自覚がある場合は補給を考えてみてくださいね.
http://www.tmd.ac.jp/archive-tmdu/kouhou/20210129-1.pdf
ただ変異というだけであれば新型コロナウイルスは15日毎くらいに何かしらの変異をしていますので,それ自体はめずらしいことではないです.まだ感染性や病原性についても調査中との事なので結果待ちですね.
先日からP1についても調べていますがこちらは今もまだ国内で広がりは見せていないようですから,これを蔓延させないことが重要かと思います.
イギリス株は既に広がってしまっていますので,これは増えていくでしょう.
しかしP1は少し特殊に変異していまして,より感染しやすくなっているのと,ワクチン接種後に中和抗体の力価が低いなど問題もあるようで,既にモデルナはこれらに対応できるワクチンを試験中で今はフェーズ1に入っていると思います.
今はファイザーのワクチンが選択されるかという話が多いですが,もしかしたら,ですが,日本にはP1は広がっていないとはいえモデルナの新しいワクチンが採用されるかもしれませんね.
…ファイザーも黙って見てはいないはずですから,同じく対応してくるとは思いますが.
*従来とは違う英国型の変異株のようです。紛らわしいことを書いてすみませんm(__)m
性格との関連性についてのエビデンスは無いですし,あったら私はA型ではいられなくなってしまいそうです(笑)
しかし病気との関連はかなりあるのですよ.
トシリズマブはそうですね.日本生まれの薬でアクテムラという名前の方でよく知られているかもしれません.
日本の薬ですし,許可が出ればすぐにでも使えるはずですよ.
結果が出ないとされたときは何故!?と思いましたが,やはりここでも時間でしたね.
さすがに抗ウイルス薬のアビガンには(新型コロナウイルスはウイルスの排出時期のピ-クが発症前であったり,またスティルス性が高いため)分が悪いですが,最も厄介なサイトカインストームをうまく抑え込む事さえできれば救命率は上がります^^
P1はアマゾナス州での感染者急増を招いた最大要因と見られている。22日の報道ではマナウス市内の感染者の42%がP1感染とされていたが、ブラジルと英国の研究者は25日、同市からの検体142件を解析した結果、12月は52・2%、1月は85・4%の患者がP1に感染していた事が確認されたと発表した。
トシリズマブはIL-6阻害剤で、関節リウマチなどの治療薬として使われていますよね。
イギリスではNHSを通じてすぐ利用できると言う記事を見ましたが..日本ではすぐに
使えるようになるのでしょうか?
ここ数日は多忙で最新の情報が確認できていませんが,先日は問題の南ア変異種にもどうやらワクチンは効くが中和抗体の力価が少ないというようなことを読んだと思います.
そうですね.今のところはステロイドが主流です.しかしトシリズマブなども良い結果を出していましたので今後かわるかもしれないですね.近々イベルメクチンも良い結果が出るかもしれません.
そうそう,メインの方の記事にあとで訂正を入れるのですが,血液型による罹患率については重症化リスクがA型とB型で逆転している論文がこの間出ました.
https://www.acpjournals.org/doi/10.7326/M20-4511
Those with blood type B were at significantly higher risk for severe illness than those with type A (aRR, 1.21 [CI, 1.04 to 1.40]
あちらの方では以前に内容が難しという指摘もあったので,なるべく読みやすい工夫も考えています.
しかし論文からの引用部分だけは改変出来ないので(どのみち英語ですし^^;)意訳を極端に端折ったりしています.
こちらでは実は記事を書くつもりはなかったのですが,不安に思うようなコメントも見るので必要に応じて持ってくることにしたのですよ.
(なので基本こちらに記事が少ないのです)
余談ですが血液型関連で以前書いた記事でO型さんのラッキーアイテムをヘルメットにしたところ反応が…^^;
しかしO型さんはフォン・ヴィレブランド因子が30%ほど少ないため実際に事故での出血で死亡率が高いなどエビデンスはしっかりあるのですけれどね^^;
また他の部位と比べて頭部は小さめの傷からでも出血量が多くなりますから医療が逼迫して救急の受け入れ先がなかなかみつからないなどという事態になるとそちらでのリスクは他の血液型より高くなるのですけれどね.
すみませんm(__)m ブラジルが抜けてましたね。
地球上で1億人近くがCovid-19に@@ 変異種も感染力を
考えるともっと増えそうですね。
重症者にはステロイドを使うことになると報道されていました。
例の歯科医院に行ってきます.通院というか3ヵ月に1度の定期健診ですが^^;
治療じゃないので予定を変更してもらおうかと思っていたのですが,スマホがなぜか充電できなくなっていてそのまま電池切れに。。電話が使えません><
…DOCOMOショップにも行ってきます^^;
最初に見つかった変異ウイルス「B117」は、 11月に英国で発見され、その後ヨーロッパを中心に中東、東南アジア、オセアニアでも次々と確認されている。最新の研究によると、この新規変異種は従来種に比べて感染力が56パーセント強いという。この英国型の変異種はデンマーク、オランダ、北アイルランド、オーストラリアでも確認されている。
2つ目の新型コロナ変異ウイルスは、英国型よりさらに感染力が強いとみられる。南アフリカで最初に確認され、すでに英国でも急速に広がっていることを英政府が明らかにした。
英保健相マット・ハンコックは23日、南アフリカ由来の変異種について「英国で見つかったものより感染力が強く、変異の度合いが大きい。非常に懸念される」と述べた。
24日、ナイジェリアで第3の新規変異種が生じたとAP通信が報じた。「英国や南アフリカ由来のものとは別の変異種だ」とアフリカ疾病管理予防センター所長のジョン・ヌケンガソンは述べている。
南アフリカの変異種は変異した部分が多いため研究機関でも意見が分かれているようで,まだ結果が出ていないというところから新しい情報がまだ無いですね….
例の記事の件ですが,私はこの医師が直接話している動画も見ましたので,それらの内容も全て含んでいる事から一定以上は信頼性はあると思います.
反医療,反ワクチン,アンチマスクと言われる方たちを先導している医師や学者,(自称)専門家はたくさん居ますが,少なくともあの5人はお見せした情報のようにかなりおかしな主張を持っています.
…彼らの真の意図はわかりませんけれどね.
そうですね…アバターはある意味ここでの身体であって,結局中身は人間ですから(笑)
寧ろリアルだといろいろと別の問題もあって,どうしても素の自分では居られない事の方が多いかなという気がします.
こういうSNS的なゲームの場合は相手はNPCではありませんから,通常のゲームと違って仮想…というのは100%当てはまらないように思っています.
どこであっても良い出会いもあればそうでない出会いもありますから,逢えて良かったと思っていただけるのは嬉しい事です.ありがとうございます^^
人間の思考はそれぞれでしょうが、ご自分の考え?を肩書と共に
発表されるのは理解できません。
対談式の書かれている記事がすべて事実なら怖いことですね!
ニコタを始めて数か月ですが、アバターを通してこういうコメントの
出来る方とお会いできたのはとても以外で、そして楽しみの一つに。
リアルの生活では中々自由に自分の意見や気持ちを話せないので..
言葉が足りなくて申し訳ありませんでした。
[フランクフルト 20日 ロイター] - 米製薬大手ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、英国で見つかった感染力の高い変異種にも予防効果を発揮し得ることが、新たな実験で分かった。
ファイザーは今月に入り、ワクチンが英国や南アフリカのコロナ変異種に効果があるもようだと発表しているが、今回の結果は一段と広範な分析に基づいている。
ビオンテックの共同創業者らが行った実験では、過去の臨床試験(治験)でワクチン接種を受けた被験者16人の血液サンプルを変異種(B117)に似せて作った偽ウイルスに暴露。その結果、血中の抗体が偽ウイルスを中和したという。査読(ピアレビュー)はまだ行われていない。
論文では、今後もウイルスの変異でワクチンの予防効果が保たれるかどうか注視する必要があると指摘した。
フランシス・クリック研究所でウイルス科学を研究するジョナサン・ストイ氏は「英国の変異種がワクチンの予防から逃れる可能性は非常に低いと考えられる」とした上で、今後、南アフリカの変異種に対しても同様の実験が行われることを期待していると述べた。
新型コロナ関連でDNAパパさんなどの動画を観ていると,なぜか"お薦め"として,記載のような人達の動画も上がってきて,イイネが1000を超えていたりします.
再生回数はもっとすごいはずです.
交通事故も悲しい出来事ですが,人が亡くなるとうこと以外に共通点はありませんし,交通事故の負傷者が医療崩壊を招く事は無いです.
寧ろこの感染症で医療が逼迫している今,また医療崩壊が起こってしまえば事故で大怪我をした方を病院に搬送するのに時間が掛って救える命が救えないという事が十分に起こり得ます.
医師や学者でなくても解る事ですね.
そもそも,医療資源を消費している新型コロナ感染者の方達は,その医療技術の甲斐あって回復し,退院しています.
命が救われているわけですから,死亡者としてカウントするのはあまりにも見当違いです.
35人に増えた…というのはおそらくイギリスの変異種ですね,まだわからない事も多いですが,少なくとも若い世代にも感染しやすい変異をしているという論文を見ました.
これは残念なことでもありますが,"老人のせいで若者が迷惑している"という言葉の暴力は減るかもしれませんね.
ただイギリスの変異種についてはワクチンの効果が確認されています.
問題は南アフリカ,(ある程度効くとも),ブラジル,アメリカの変異種でしょうか.これらについては今のところ私の知る限りではデータがないです.
予備のIDはこちらですね.
ゆきさんは人見知りですか.私の周りには意外に"人見知り"と仰る方が多いですよ(笑)
なぜか…そのように宣言するのです^^
思わず冗談かと思うような内容に署名運動まで..
これに騙される方々はあまりいないと思いますが。
Siegさんのおっしゃる通りインフルエンザと比較(理解に苦しむ)
交通事故と比較(本末転倒)
〇〇大学でも迷惑してるようですね!呆れてしまいます..
TVで今夜変異種が35人に増えたと報道していましたが、感染力が強い
というのが気になります。医療現場はもう危機的。
患者の増加速度が早いか、抑え込みが間に合うか?心配なところですね!
予備IDですか?人見知りなのでこちらに伺わせて頂きます。
ここでいろいろ教えて頂けるだけで満足^^
研究を経て一定のデータを取ってからでないと論文にはならないので時間がかかるのですよね…つまり本当に最近出たもののようですね.
DNAパパさんの次の動画はこれに関するものかな(と,勝手に期待).
感染者の母数が増えると重症者も必然的に増えます…今もまだ"ただの風邪"と叫ぶ人や"5類に落とすべき"と支持者を集めている肩書を持つ連中が居ます.肩書があるだけに知識のない人は騙されてしまう方が多いですし,この不自由な生活にうんざりしている人は支持してしまうかもしれないというのを懸念しています.
もし,こんな状況で5類に落とせば地元の病院で院内クラスターが多数発生し,患者数の増加で重症者の治療ができる病院が足りず,本当に医療崩壊が起こってしまいます.
少なくとも医師の資格を持つ人間なら,いくら何でもそれくらいは解るはずですが….
上に参考URLを置いておきますが,こちらの方にレスを下さいましたらURL記載の記事方は削除しますね(危険なので).
それから,こちらは実は予備で置いたIDなので友伸OFFにしています.
事情を話すと長くなるのですが^^;
元のIDの方は普通にONになっています.
https://www.nicotto.jp/user/mypage/index?user_id=1410154
市中感染では?と厚労省が発表したようです。
友伸OFFなのですね!残念^^;
そして仰る通り,E484Kが気掛かりな点ですね.
もしかしてテレビでも情報が出ているのでしょうか.
ワクチンの効果に懸念が生じるほどの変異である場合,最悪ワクチンの作り直しになるかと思いますが,塩基自体は1週間かからず組めるもののワクチンとして出荷できるまでには半年ほどかかるとのことなのです.
現状のワクチンにどれほど影響があるかはまだ研究中ですが,幸い海外が先んじて広く接種を行ってくれていますから,国内で広く接種が行われる頃にはもっと詳しい情報が解ってくるだろうと思っています.
何処まで理解できるかわかりませんが参考にしたいと思います。
↓お友達枠の仲間に入れてくれて感激^^
困った事ってE484にできる変異の件でしょうか?
ゆきさんから直の情報だと知人ではなくお友達枠で記載すると思います.
そういえば,ゆきさんはCovid-19とSARS-Cov-2を区別されているのですね(本来はそうするべきですよね).
もう医師や専門家含め日本では"コロナ"で通ってしまっていますが^^;
論文を読む際には必ず知っていないと不都合があります.
SARS-Cov-2の変異などに興味がありましたら↓参考にされると良いかと思います.
NextstrainのGISAID:
https://www.gisaid.org/phylodynamics/global/nextstrain/
ウイルスがどこでどのように変異したかが分かります.
(円グラフの青い株が6月頃に出現したG型です)
感染力が強まるとこのように変異種が優勢になって残っていきます.
このグラフを見ても解りますがブラジルでの広がりが早いですよね…それでまた問題が浮上しているのですが.
この件についても出来れば近いうちに記事にしたいとは思っていますがフライングでDNAパパさんの説明動画のURLも置いておきますね.
https://youtu.be/OVCbKUsQJ0E
もしかすると,ちょっと困った事になるかもしれません.もしかしたら…ですが.
Siegさんのように専門的ではありませんがCovid-19に関してはチェックしています。
今後ともご教示ください^^;