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重賞展望


【中山金杯】スタートしてすぐ急坂があるためテンのペースは上がりにくい。とはいえ瞬発力勝負というわけではなく、4~5Fのロンスパになることや時計のかかる馬場で行われることで上がりはかなりかかるレース。大事なポイントとしては今週からAコースからCコースに替わることで約6メートル分内の荒れた部分がカバーされること。実際1番枠の馬が4年連続馬券圏内と内枠有利な傾向。後方から外をブン回すとかなり厳しい。血統的には荒れ馬場の中山らしくステイゴールド産駒は特注で他にもサドラー系を初めとする欧州スタミナ型ノーザンダンサー系やロベルト系といった重厚な血が目立つ。

ディープボンドは世代上位の力はあるしタフな馬場や上がりのかかる競馬も得意。そこまで嫌う理由もないけど1番人気で狙いたいタイプかってなると微妙やし同コースの皐月賞を含めて惨敗した2戦はどっちも小回りコースってのも多少気になる。ヒシイグアスはここまで前半緩いペースで好走してきた馬。上がりのかかるタフなレースへの適性は見せてへんからここで推す理由はない。ダーリントンホールは荒れた馬場は得意なタイプ。ただちょっと不器用そうな印象はあるし長期休養明けでもあるからね。古馬相手に通用するだけの裏付けも見せてへんから中心視するのはかなりギャンブルになる。ヴァンケドミンゴは重賞での好走は外差しが決まるレースがほとんどで正直そこまでの強さは感じてへん。後ろから外回すと厳しいと思うけど内枠からある程度位置を取ってきそうなら。バイオスパークはこの中では買いやすいタイプ。上がりのかかる内回り2000m戦はベストやし血統的にもステイゴールド系で母系にロベルトも入ってる。内枠なら重い印予定。穴っぽいところなら去年2着で先行力や持続力のあるウインイクシード、去年3着で荒れ馬場得意なテリトーリアル、ステイゴールドに近い血を持つアールスター、速い脚はなくて荒れ馬場や上がりのかかる競馬でこそのリュヌルージュあたりを。





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