779番: ロシア語Ⅰ(14)
- カテゴリ:日記
- 2020/12/21 02:27:50
ロシア語Ⅰ
12月19日(土)投稿予定分
12月21日(月)投稿(遅れてすみません)
6.否定文における не とнет
◉ 否定詞 не はその後に来る語を否定する.
Я не чтáю. / 私は読まない.
Я гoвopю не по-русски, а по-английски.
私はロシア語ではなく英語を話す.
◉ нет は否定の答で「いいえ」の意に用いられるほか、
前に述べられた語の繰返しを避けて、それを否定す
る時にも用いられる. 例えば、
Он говорит хорошó, а я — нет.
彼は上手に話すが、私はそうでない.
Ⅱ. 命令法
命令法で最も普通なのは二人称 ты, вы に対するもの
(2人称命令法)である.
2人称命令法は動詞の現在語幹に次の文字をつければよい.
ты に対する命令
母音の後 -й
чтá-й
рабóта-й
мы に対する命令
母音の後 -йте
чтá-йте
рабóта-йте
ты に対する命令
子音の後 -й
говор-и
смотр-и
мы に対する命令
子音の後 -йте
говор-ите
смотр-ите
命令法語尾 -й, йте が来る場合には、特殊なものを除いて
и にアクセントが来る. 従って、говорить (話す) の場合には
命令法と直説法2人称複数形とが同じ形になる.
Вы горите по-русски ? / あなたはロシヤ語を話しますか?
Горите по-русскию / ロシヤ語で話しなさい.
しかし смотрéть (見る) では、命令法と直説法とは、アクセ
ントの位置で区別される.
Вы смóтрите телевизор./ あなたはテレビを見ている.
Смотрите телевизор. / テレビをごらんなさい.
命令文では通常主語は用いないが、特に強調する場合には
主語を用いることもある.
Ты чтáй, а я слушаю. / 君が読めよ、僕は聞いている.
特に調子の強い命令文では、文の最後に感嘆符を付ける.