773番: ロシア語Ⅰ(13)
- カテゴリ:日記
- 2020/12/19 17:38:42
ロシア語Ⅰ(13)
5.疑問文の語順と抑揚
1: 疑問詞のある場合
通常、疑問詞を文の冒頭に出し、そのあとに
主語、同志を置く.
Что вы дéлаете ?
シュトー ヴィ ジェーライチェ?
あなたは何をしていますか?
ただし主語が長い時には、主語を
後に置くこともあります.
Что читают Вéра и Маша ?
ヴェーラとマーシャは何を読んでいますか?
疑問詞のある疑問文を読むときには、疑問詞
(ここでは что)を強く、調子を上げて読み、
文末で調子を下げます.
疑問代名詞 кто (誰が)、疑問副詞 где(どこに)、
кaк (いかに)、когдá(いつ)などの場合も同様
に読みます.
Кто говорит по-китáйски ?
誰が中国語を話しますか?
Кaк он говорит по-русски ?
彼はいかにロシア語を話すか?
(上手か下手かを聞いています.)
Где вы работаете ?
あなたはどこで働いていますか?
2.疑問詞のない場合
(「はい」か「いいえ」で答えてもらう疑問文)
語の配列が平叙文と同じとき、疑問の主眼
(そこが「はい」なのか「いいえ」なのかという語)
その語のアクセントのある音節に、疑問の気持ちを
込めて、そこを調子をうんと上げて読む.
Вы читáeтe ? / あなたは読んでいるのですか?
(まさか寝てない?)
Вы читáeтe poмàн ?
あなたは小説を読んでいるのですか?
Вы читáeтe poмàн ?
あなたは小説を読んでいるのですか?
発音の重点によって意味に違いが出てきます.
6.否定文における не とнет
◉ 否定詞 не はその後に来る語を否定する.
Я не чтáю. / 私は読まない.
Я гoвopю не по-русски, а по-английски.
私はロシア語ではなく英語を話す.
◉ нет は否定の答で「いいえ」の意に用いられるほか、
前に述べられた語の繰返しを避けて、それを否定す
る時にも用いられる. 例えば、
Он говорит хорошó, а я — нет.
彼は上手に話すが、私はそうでない.