ソウゾウ
- カテゴリ:日記
- 2020/12/15 10:22:29
Gotoがストップとか
菅さん肝いりとか言われて
騒々しいこってすなw
っていうか二階さんごり押しから
菅さん肝いりに報道が変えてきたあたりから
キナ臭い気はしたんだよね
菅さんの肝いりは、携帯代でしょーよ
まぁいいです
っつーかですね
2月頃、「ルー=ガルー」なる作品をめっちゃ思い出していたんです
実家に戻れなくなって、読み直しもできないでいますが
京極作品としてもさんざん読み直し
マンガになった時も熟読してしまったんですけど
ミステリーである以上に
環境の設定と一人一人の弱点の描写が
2月の段階で、「今」のようだなって
ここでも
魍魎の匣などの話から
京極夏彦好きな人とも
お話ししたことあった気がしましたけど
あえてざっくり説明をしますと
世界と視点は、血液を媒体とした疫病が流行った後の近未来
それ以前の世界を知らない思春期の中学生
具体的なその病の特性はあまり描写がない
でもそれがかえって、人類がパンデミックという台風にあてられ
その台風の目を理解できなかったようにも見えてリアル
しかし、血液が媒体
という点から、リアルの現在、パンデミックのない世界と
パンデミック後の世界で最もハッキリ境界線を作るのが
「血は汚いもの」という印象を持ってるか否かのライン
主人公とその身近な友人や保護者にとっては
血液を拭いたり、軽い怪我から出た1滴の血にすら触れるのは
病の恐怖を思い出されるとか
汚いんだと教え込まれたことで
鼻血が出てしまうことにさえ
騒ぎが起きやすい
病気感染を避けるためも
チャイナタウン、コリアンタウンのような
自然に集まってしまうものではなくて
区画整理によって、まるで階級別のように
人が区分されて人とのふれあいより
衛生的な距離を保つ方が主となってしまう
今現在のオイラは当然ないその感覚も
エイズの理解がなかった頃、オイラは主人公たちの世代で
また震災や原発への賛否の溝が深まったり
在日という言葉も国際問題という名目も
個人の形を意識無意識問わずにわずかながら歪めてしまう
そして昨今の自粛警察だの陰謀説だのの世は
いつか落ち着いたとしても
落ち着かせるための政策の数々が
作品での人と人との距離感を思い起こさせる
教師のような立場の指導者も
子供に敬う気持ちを持たせないよう配慮されて出来上がったような
未来もリアルだし
若い指導者も、目に写らない「歪み」に苦痛を感じる
まっすぐに見えて
実は見えないレベルでは歪んでいて
美しくないものばかりだと、世に落胆し
それを包み隠して子供に接する自分にも
歪みを感じて苦悩する
血に恐れを抱く思春期の子供たちは
傷つけ合ってしまうのも
各々の心の奥を語り合う機会を得て解り合える
その面を匂わせながらも
踏み込んではいけない距離を保ってしまい
近づきつつ近づけないもどかしさに翻弄される
夜に外に出てはいけない
血を恐れる
そんな世界にはあり得ないような
殺人事件が主人公たちが生きている地域で起きる
ところからストーリーが始まるわけですが
もう本当に
政策というもので出来ることをあてにすれば
ルー=ガルーの世界が出来上がってもおかしくない
媒体が飛沫だとか
獣の衛生面も考えるべき今に
ペット欲しくなって安易に手を出して
またすぐ保健所や愛護団体に丸投げするのがいるとか
違いはありますけど
敵が病なだけで、それはまるで戦後のような
住む場所も選んで自由に引っ越せるのではなく
ヒエラルキーで地域を区分されるとか
差別がないと言いながら
差別をしない強すぎる意識が、差別を更に増強する
違和感だらけで
いやもっと言うと
実は、オイラの見えてる世界の中にも
パンデミックや戦争の前後を分けるほどの
境界線の前から
隠していただけの背景が浮き彫りになっただけで
実は歪んでいる方が
ずっと自然で当然で、その世界に至ることは必然だったんじゃないか
そんな風に思って読んだ作品が
何度も思い出される昨今というわけですよ
予言じゃなくて
その道を既にただずっと歩いて
行き着く先は誰がどう見ても
少し俯瞰して見るだけで、そうなると見える道
ただ
いわゆる平和ボケには
俯瞰して見るという能力を
欠如させる、未病のような病、大病になるまで歩かせてしまう作用
それがあって
笑えないのに、理解出来なさが、中身のない笑い顔を
作らせているんじゃないか
とかいうと
えらっそーに語ってる風に読める人もいるんでしょうけど
オイラはあくまで、一作品の読者の感想として抱いたというか
抱かされるインパクトにあてられただけでございまして。
なんか
危機感はあるんですよ
危機感のない人イコール若い世代、TVや新聞を見ないで
ネットで動画しかみてない若者
とか言ってるオッサンをTVで見ましたが
TVやゲームはバカを作るから新聞じゃないとダメとか
非正規はダメで正社員じゃないととか
小説は娯楽で人をダメにするけど専門書はいいとか
マンガは悪書だとか
何回同じ過ちを繰り返すかね?と思います
主語だけ入れ換えて
述語はまるで定型文や参考書の例文みたい
ゲーム脳は殺人をはじめとした犯罪をおかす脳のように言われてたけど
今のスマホ頼みやアプリ制作を任せてる
その人たちはゲーム世代だよ?
いやなんなら
マスクがなければ汚いとかマナー違反というのと
血が汚いのにあわせて
住み分けも思い付いたりです
時短要請を要請じゃなく政策にするとしたら
まず
労働時間を6~8時間だったことを変えます
8時間労働じゃなく
8時間生活にする
外に出て労働をして買い物など済ませる全てを1人8時間以内とし
人口を活動時間区分によって3分の1にする
密を避けるし
長時間労働はしない働き方改革
大まかに朝、昼、夜の3つの世界に分けるし
24時間の内の16時間は、マイナンバーなどで管理されて
外出が出来ない
朝には朝の友達しか出来ないかというと
ネットの世界だけは24時間繋げば
家にいる間、昼が働いている間には夜とチャットなどは出来るし
ブログは時間差で読めば理解出来るし情報交換は可能
引き継ぎなどはAIとネットに頼る
店にとって客が減るかもしれないが
営業方針ははっきりするし
朝の人専用の居酒屋、夜の人専用の出勤前のカフェ
従業員数も少なくていいし
オーダーは端末のみになるよう
お店を出す人には端末提供を
保健所の認可とセットにしてしまうなど
やり方はいくらでもある
幸せの極みではなく
ただ静かに生きる考え方としてだけど。
人が移動や動くことでしか
経済を作れず
その計算を常に時給に頼りすぎた過ちを
見直す時なのに
先に書いたオッサンのように
同じ過ちを繰り返すんだろうなって思って見てる
元に戻そうなんて言いすぎれば
戻さなくていいような過ちにも戻るのか
過去の何歳に戻って人生やり直したいか聞かれても
多分
何回もやり直したくなるだけなんだろう
喉元過ぎて忘れた灼熱に
帰りたくはないなぁ
本当に政策が命令出来るほどの強制力があっても
裁判所や警察相手にルール違反する奴もいるんだよ
強い政府は必要だけど
強くなっても、犯罪者が消失するわけでもない
ただ静かに生きる方が
ずっと良いんじゃないかなぁって
上から見下ろしたりしてない
ただ
遠くを見上げて思ってるんだけどなぁ
っつー平和
ほんと、ただただ、平和がいいですなー
支配がダメなんじゃなくて
支配者がダメだと、支配される側もダメになると言うだけのこと
ダメじゃない人が、ダメじゃないことを頑張ってしていれば
いろいろ良くなる…といいんですけどねぇ