重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2020/12/08 23:44:14
【中日新聞杯】中京2000は坂スタートで前半の1~2コーナーのRがきついことでスローペースになることが多いコース。そう書くと瞬発力勝負やと思いがちやけど中京の直線は急坂を上り切ったと思ってもまだ約1Fの緩やかな上りでもうひと踏ん張りせなあかんタフなコースやから瞬発力タイプでは厳しい。過去の好走馬を見ても斬れるというよりはダラッとした脚を使うようなタイプが多い。むしろ府中で斬れ負けするくらいで丁度いいような感じ。差しは届きやすいレース。血統的には過去5年で中4年でディープ産駒が勝利。他ではロベルトやヌレイエフなんかも目立つ。
ヴェロックスは格的にはこんなとこで走ってたらあかん馬なんやけどね。ただ前走の小倉大賞典もそんな感じで不可解な負け方でその後謎の長期休養。この辺りをどう取るか。適性としては持続力タイプで急坂コースも得意やから問題ない。サトノソルタスは重賞の好走も展開に恵まれた印象が強くて正直あんまり強いと思ったことはないんよね。積極的に買いたいとは思わんかな。トリコロールブルーは2走前に同コースで勝ってるけどこれも展開に恵まれた面が強い。末脚自体は大したことないしこのコース向きな印象はないかな。面白いのはボッケリーニ。かなり力をつけてきてるように見えるし全兄ラブリーデイも初重賞制覇は5歳1月でその年GⅠ2勝。似た成長曲線を辿ってるなら。母系もトニービンやロベルトが入った持続力に長けた血統やしね。サトノガーネットは去年の勝ち馬やから適性は充分。ジワジワ伸びるタイプやし極端なスローにならん限りは合うはず。あとはグロンディオーズやインビジブルレイズあたりが向きそう。