重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2020/12/07 23:55:47
今週末は阪神JF、中日新聞杯、カペラSに加えて香港国際競走3レースに日本馬6頭が出走。今年は海外遠征が少なかったから最後に日本馬の活躍が見たいね。得意なカテゴリーのヴァーズに出走馬がおらんのは残念やけど。
【阪神JF】短距離馬も出てくるからかイメージ以上にテンのペースは速くなることが多く前後半で見ると平均程度。4~5Fでちょっと緩んでラスト3Fの決め手勝負になるのが基本形。去年はレシステンシアがハイペースで飛ばしてそのまま押し切ったけどこれはイレギュラーである程度トップスピードやギアチェンジ力のある差し馬が好走することが多い。ただ今年は連続開催で今週からコース替わり。馬場傾向はしっかり確認したい。血統的にはディープやダイワメジャーらサンデー系が強い。他にはヴァイスリージェントやストームキャットらスピード型ノーザンダンサー系も目立つ。中長距離型×スピードまたはその逆の配合が良さそうやね。
ソダシは札幌2歳Sはハイペースの持続力勝負、アルテミスSはドスローからの3F戦で快勝。ハロン10秒台の脚もあるしレースセンスも高い。買いやすいタイプではあるけど前走は決してハイレベル戦ではないし血統を少しかじった人間からするとこのダート色の強い母系で阪神マイルのGⅠなんて勝てるか?って不安はある。サトノレイナスは唯一のディープ産駒でルメール騎乗でいかにもな感じはするけどサトノフラッグの全妹やからね。兄同様ギアチェンジ力やトップスピードの担保はないし直線の長い阪神マイルに向くかは微妙。気性的な難しさがありそうなのもどうか。メイケイエールはここまでかかりながら追走しての3連勝でスケール感はこの中では1番。まともに走れば突き抜けても驚かへん。ただこの気性で距離延長や緩急のつく阪神1600で最後まで持つかどうか。インフィナイトは血統通り先行してパワーで押し切るタイプ。前2走みたいに道悪にでもなれば重視、高速馬場ならキレ不足確実で軽視。穴っぽいところではオパールムーンは前走千四のレースをマイルっぽい走りやったから面白さはあるかなと。シゲルピンクルビーはモーリス産駒でサドラークロスやから脚の速さが足らん不安はあるけど半姉のシゲルピンクダイヤもそんな感じで決め手はあったからね。1週前追い切りの動きも良い。あとは前有利な馬場ならポールネイロンやエイシンヒテン、前走流れが厳しかったサルビアあたりの巻き返しは注意したい。