Nicotto Town



晩鐘に啼く

鐘の音や
目を赤くして鳴く鳥に
秋風痛し
日暮道かな


晩鐘が聞こえる
茜色に染まった空のもと

高い鳴き声も苦しそうに
目を赤くして一羽の鳥が空を横切っていった

そんな日暮道を帰る私に
秋の風が冷たく吹きよせる

ありきたりの風景が
ありきたりではない

景色も紅く染まる今
私の心にさらに冷たい風が吹いた

もうすぐだ
この景色が黒い夜に飲み込まれるのも

私は歩く
飛び去って行った鳥のように

あてもなく
黒く影が伸び切ったこの道を


かなり暗い詩になちゃいましたね

最近詩を書く気にならないので
お題的なものを見つけようと
捨てずに残しておいた昔のノートを見てみた

と高2の時に書いた短歌?みたいなのを見つけた
でちょっと膨らましてみました

面白かったのはその横に
文化祭終了後6次会までやり一時前に帰宅

父親にひどく叱られるとあった

4次会からは喫茶店(店名も書いてある)
飲んだのは3店ともホットミルクと書いてありました^^




アバター
2020/12/03 01:52
粋生夢詩 様

秋も終わり初冬のころ
寒さも増してくる夕暮れ時

独りでいるときは
なんとなく寂しさを感じてしまいます

次に来るのは暗い夜しかないという感覚も
あるからでしょうか

やはり求めるのは
温かさなんでしょうね



アバター
2020/11/30 19:25
こんばんは。
色濃い夕暮れは街を影絵に変えて
心に焦燥を呼び込むような気がします。
冬の澄んだ空気を振るわせる晩鐘は
よけい頭の中に響くのではないでしょうか?



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