ハービー・キース・チックだったら?
- カテゴリ:音楽
- 2020/11/27 18:36:13
三大〇〇というのはあらゆるジャンルにありますが、
表題の3名だったら誰が好き?と聞けばおそらくキースが一位になりますね。
チックコリアのラテン要素を好む人も多い。ハービーがビリになるだろう。
私は新主流派周辺がかなり好きなので、ハービーになっちゃうのです。
キースのスタンダーズは煮詰まりすぎて純化しすぎて聴くのシンドいし、
チックコリアのエレクトリックバンドはBGMでやたら聞いて飽き飽きした。
ジャズピアノの好みに関しては凄く保守的だと思いますです。
パウエル、ガーランド、ケリー、エバンス、トリスターノ、マッコイ飛ばしペトリチアーニ、
ルカルカバやカルデラッツォよりマルグリューミラーのほうをよく聴いた。
日本人は生で聴いた人だと、板橋文夫がいちばん面白かった。
傍若無人とセンチメンタルの同居した演奏が好ましい。
山下洋輔は何度か聴いたけど、他のメンバーのほうが印象に残っている。
渡辺文男5のピアニストはモダンなアートテイタムみたいだった。
最近名前を聴かなくなったが、橋本一子はルックス演奏ともに佳かった。
この世代の日本人ピアニストはパウエル/エバンス/ハービーの系譜なのかしら。
自作スピーカーのテスト用に買ったのはスティングとドナルドフェイゲン。
いわゆるレファレンスにはよい音源だけど、暫くすると飽きてきて、
もう少し野卑な音楽を聴きたくなる。そこで動画に頼ってみた。
キースのスタンダーズ。音良し演奏良し唸り良し、すぐ飽きてくる。
チックコリアアコースティックバンド、チックの陽性度が今一つ好きになれぬ。
ハービー探したらマルサリス兄弟入りのVSOPがあった。これは全部聴けた。
音はいちばん悪いんですけどね、なんかシックリくるものがある。
そして結局処女航海を聴く。寺島靖国氏が一級戦犯扱いするこのアルバム、
なぜ好きなのだろう。よく40年以上飽きないものだと我ながら不思議です。