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重賞展望


今週末は3日間開催でマイルCSと東京スポーツ杯2歳Sの2重賞。阪神は相変わらず超のつく高速馬場で東京は今週からコース替わり。土曜はしっかり傾向を確認せなあかんね。

【マイルCS】超高速馬場で前傾ラップになりやすく千四的なタイプが好走する安田記念に対して時計のかかる馬場で後傾ラップになりやすく中距離的なタイプが好走するのがマイルCS、のはずやけど今年は超高速馬場の阪神開催でレシステンシアのハイペース逃げが濃厚で例年とはかなり違う傾向になりそう。このコースで行われる重賞は世代限定戦と牝馬限定戦だけでその殆どが後傾ラップ。血統的にはディープ産駒を初め王道血統が目立つ。ただ馬場や展開を考えると1分31秒台には入ってくると思うし、ここはもうちょっとスピードが求められそうに思うけどどうか。

グランアレグリアは千二でもマイラーのレースをしてたようにこの距離はベスト。高速馬場適性は高いし阪神実績もある。正直逆らいにくいとこやけど唯一馬券圏内を外したNHKマイルCは中3週。今回は中6週やけどその時に次ぐ短い間隔での出走。重箱の隅を突くならここか。サリオスは強いのは間違いないしコース実績もあって人気になるのはわかるけど現状古馬のGⅠクラスに交じって2番人気では過剰人気な気はする。スピードは持ち合わせてるけど血統的にはパワー型で高速馬場に向いた印象はない。今回予想される1分31秒台の決着を考えると不安。インディチャンプは現役屈指のピッチ走法で器用さが売り。能力がストレートに問われやすいこのコースで勝ち切るまではどうか。ハイペース向きの持続力も今一つやし叩き良化型でスプリンターズS回避でぶっつけになったのもマイナス。レシステンシアは前走NHKマイルCは明らかにデキ落ちで普通の状態なら勝ってた。阪神JFのパフォーマンスも朝日杯のサリオスより上。今の馬場なら45.3-46.2くらいのペースで行く必要はあるけどその勇気があるか次第かな。骨折明けやけど追い切りの動きは抜群。アドマイヤマーズは時計のかかる後傾のマイル戦で実績を残してきてるけどタイプ的には前傾でもいけるはず。高速決着への課題はあるけど血統的にはこなせてもおかしくないと思うんやけどね。今の阪神で高速上がりを求められると厳しいからハイペースを中団から差す形がベストか。これだけ豪華メンバーになると穴狙いは難しそう。強いて挙げるなら前走で成長力を見せたラウダシオン、スピード能力の高いサウンドキアラとアウィルアウェイくらいかな。





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