709番: さすらいの青春
- カテゴリ:日記
- 2020/11/16 17:11:14
CHAPITRE Ⅱ
APRÈS QUATRE HEURES
第二章
午後4時が過ぎて
【55】
Je n'avais guère été, jusqu'alors, courir* dans les rues avec gamins du
bourg. Une coxalgie, dont j'ai souffert jusque vers cette année 189... ,
m'avait rendu craintif et malheureux.
訳
私は、その時まで、町の子供たちと通りを駆け回るということは、まず
なかった。 189...年頃まで、私は股関節痛を患っていたもので、
そのために、臆病で不幸になっていたのだった。
《語句》
ne…guère ほとんど~ない
coxalgie (f) (発音:コクサルジー)股関節痛
craintif (ve) (形)臆病な、おどおどした
rendu < rendre : rendre + 直接目的 + 属詞
~を・・・にする
Une coxalgie me rend craintif.
股関節痛が私を臆病にする➡ 股関節痛で私は臆病になる
≪わからなかったので、ひとことお詫び≫
je n'avais guère été courir* ここは je n'été guère couru とはなっていません。
口語表現で、比較する複合過去、乃至、半過去があれば、couru にして、
重複合過去も可能だが、ここは比較する過去形がないため、courir は、そのまま
不定詞になっていると思う。
しかし、不定詞のままだと、これを現在形にしたとき
Je suis courir. というわけのわからないことになってしまう。
「私は走るということがなかった。」とするには
Je n'avais guère eu "courir. " だと思うが、
わかりません。すみません。後日わかったら、また修正に来ます。
とりあえず、今の考えを述べますと
je n'avais guère été (gens à) courir を補って解釈したいと思います。
être gens à + 不定詞 ~できるような人だ (クラ仏第4版)
【56】
Je me vois encore poursuivant les écoliers alertes dans
les ruelles qui entouraient la maison, en sautillant
misérablement sur une jambe...
entouraient 半過去、3複 < entourer (他)取り囲む
訳
私は今も尚、自分の姿を見ている。家の周りの路地を足
の達者な小学生のあとをみじめにも、ぴょんぴょんとし
か跳べないその足で追っかけていた自分の姿を・・
《語句》
se voir 自分(の姿)を見る、
(ある状態の)自分の姿を見る。
alertes < alerte (形) 機敏な、敏捷な、(足が)達者な
poursuivant < poursuivre (他) 追跡する (の)あとを追いかける
écoliers (pl) < écolier(ère) ① 小学生 ② 初心者、新米
ruelles (pl) < ruelle (f) 路地
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