コッタロ展望台から帰還途上 道東旅日記4
- カテゴリ:タウン
- 2020/11/01 00:43:00
仮想タウンでキラキラを集めました。
2020/11/01
集めた場所 | 個数 |
---|---|
おしゃべり広場 | 15 |
神社広場 | 5 |
こんなにキラキラ貰って、いいんだろうか・・・
【道東旅日記4】
おじいさんに壊れた橋の手前まで車で送ってもらってから、
テクテク歩き続けて1時間足らず。
ちょっと休憩して足を揉んでからまた歩き出す。
しばらく歩いたら、カーブになった道の向こうから人が。
律義にマスクを付けたままの30代?の女性だった。
「この道で初めて人に会いましたよ」
「私もこの道を歩く人に出会ったのは初めて」
「あとどのくらいでコッタロ展望台に?」
「20分くらいで着きますよ。頑張ってください」
遠くに見えていた小さな山が真横になった時、
「コッタロ展望台」の表示が。
反対の道から来たんだろう、横浜ナンバーの車が停車していた。
木材で囲われるような急な階段を200段あまり上り、
ガクガクし始めた足を叱咤しながら展望台に到着。
展望台には誰もおらず、原始湿原を残しているという
茫漠とした風景をしばし見遣った。
遥か彼方に十軒あまりの集落が見え、鉄塔が何本か立っているだけ。
スマホで時間を見たら14:40。
帰りの電車は18時だからまだ時間はあるからのんびり・・
と思ったものの、日が落ちて暗くなってしまったらと心配になって
慌てるように階段を下った。
釧路川の流れる方向に従って、来た道を戻っていく。
あちこちで林立した立ち枯れた木が目に入ってくる。
風雪もあろうが、多くは鹿に樹皮を剥がされて朽ちたらしい。
人は「食害」と言うが、厳冬を生き残るために鹿も必死なのだ。
日は次第に傾き、山に近づいている。
満月は31日だから、18日の今日は三日月ぐらいだろう。
街路灯は1本もなく、人も車とも出会わない
そんな大自然の中で夜道を歩くと考えるとゾッとする。
江戸の世でも、10日から20日目ぐらいの月の下しか旅の夜道は歩かない。
闇夜に出歩くのは盗人か夜逃げくらい・・・
途中でエゾシカに遭遇したが、別に怖くもない。
左手の釧路川はやや川幅を増し、
右斜め前からの風がやがて正面から吹いてくるようになった。
日はどんどん山に近づいていく。
やや歩を早め、やっと通行止めになっている二本松橋に到着。
ここまで来れば民家のある所まで30分足らず、のはず。
ちょっと心に余裕が生じて、
橋の上から夕日が川面を照らす釧路川をスマホで撮影。
人気が全くない道をさらに歩き続ける。
夕日が背中に当たり、長く伸びた影法師を踏むように歩く。
かなり割愛しても、この日記欄としては長くなってしまう。
自分の記憶を留めるために書いているようなもんだけど・・
この続きもまた書くつもり。
学生に招かれた老教授のお伴として、内蒙古を回ったんです。
学生の故郷の地では、どこ行っても歓待の嵐。
老教授の分までその乾杯を受けねばならず、
50度の酒をグイグイあおり続けたものだから酩酊し、草原に倒れ込んでたらしい。
なにせ、煮込んだ骨付き羊肉がメインだから、つまみ0って状態で呑んでたわけだし・・・
ギロッポンの側溝で寝ただとぉ~
あと、中国人も! だそうです。何度も何度も乾杯し合ってずっとずっとやってるから、気絶する以外にないんだとか・・・
わたしは、若い頃に、六本木のドブというか、正しくは側溝? で寝たことがありますが、草原はないなぁ・・・
野生のシカは人を見るとすぐ逃げるし。
線路にエゾシカがいて、運転士が警笛をよく鳴らしてましたよ。
野宿までしてたとは!
僕は酔っぱらって草っ原で寝てたことはよくありますけどね。
無理やり飲まされ続けて泥酔してモンゴルの草原にぶっ倒れ、
気付いたら満天の星が目に飛び込んできました・・・
ニホンカモシカとか、長野ではよく出会う。
北海道では海岸で野宿していてキタキツネに荷物を探られた。ずるそうな顔をしていた・・・
読み続けてくれてるようでありがとう。
読んでくれる人を励みに、
グダグダと書き続けていくよ。
まさに、旅の醍醐味です。
人と話をする中で、釧路川にはダムがないことを知りました。
高低差があまりなく、ゆったりと流れるので造れないとか。
本からではないゆえに、知識は脳にしっかりと刻まれていく。
こうなったら、釧路湿原じゃない所も、
旅日記として書いてしまおうかなぁ。
日暮れの迫る大自然の中の一人歩きに
私も同化してしまいドキドキしました。
人との出会い、自然との触れ合い
どれも旅の醍醐味ですね。
続きを楽しみにしています(^▽^)/
ツアー旅行は安心・安全・効率的がメインコンセプト。
確かに、不安がなく快適が保証されてる。
でも、旅は日常でできない非日常を体験する、
それが大きな目的のはず。
不安は確かに心に芽生えるけれど、
何かが起きるかも、って期待がないこともない。
中国の農村や砂漠での旅は、その期待を裏切らなかった。
ツアーでは行けないようなところに行ったり、
いろんな人との出会いや交流があったり、
思い出深い旅となりますね。
街灯もないような道で、まわりに誰もいない
日が陰ってくると、本当に不安になるでしょうね。