666番: さすらいの青春
- カテゴリ:日記
- 2020/10/26 21:29:45
さすらいの青春
【49】
« Il y en a deux qui ne sont pas parties : nous allons toujours les allumer »
dit-il d'un ton tranquille et de l'air de quelqu'un qui espère bien trouver
mieux par la suite.
訳
「まだ燃えていないものが2つあったよ:
まだ点火できるはずだよ。」
少年は穏やかな声で言ったが、このあといよいよ面白くなりそうな
期待をもつ人の様子だった。
《語句》
parties<partir(自)(être)(弾丸、爆竹などが)発射される、
爆発する、飛び出す
toujours まだ
allumer(他)火をつける、燃やす
tranquille (形)静かな、穏やかな
suite (f) 結果、経過、なりゆき
par la suite de ~の結果、~のせいで
【50】
Il jeta son chapeau par terre et je vis qu'il avait
les cheveux complètement ras comme un paysan. il
me monta les deux fusées avec leurs bouts de
mèche en papier que la flamme avait coupés,
noircis, puis abandonnés.
訳
少年が帽子を地面に投げた。 私はその少年が農家の人間
のような坊主頭であるのを見た。 少年は、先端に炎で
切断され黒ずんでいる紙の導火線がついた2つの打ち上げ
花火を私に見せた。使いかけてそのままになっていたもの
だった。
《語句》
par (前)~に、 ~で、(動作の行われる場所を表す)
être assis par terre 地面に座っている
ras (形)(ひげが)剃られた、(髪が)短く刈られた
cheveux coupés ras 丸刈りにした髪
paysan(ne) (名)農民、百姓
fusées < fusée ロケット、ロケット弾、
②打ち上げ花火、照明弾
noircis <noircir (他)黒くする、汚す
noircir du papier (つまらないことを)書きまくる
bouts (pl) <bout (m) 端、先、先端、果て、終わり
mèche (f) 導火線、(ろうそく、ランプの)灯心