652番: さすらいの青春
- カテゴリ:日記
- 2020/10/19 19:52:45
【47】
A la lueur de la fin du jour, je regardais, en marchant, sa face
anguleuse au nez droit, à la lèvre duvetée.
訳
外は一日の終わりの薄明りだった。歩きながら私はこの少年の
角張った顔を眺めた。まっすぐな鼻で、産毛のある唇だった。
《語句》
lueur (f) 微光、閃光、曙光
anguleuse<anguleux (形)角ばった、
droit(形)① まっすぐな、 ② 右の
lèvre (f) くちびる
duvetée (形)産毛におおわれた
【48】
« Tiens, dit-il, j'ai trouvé ça dans ton grenier.
Tu n'y avais donc jamais regardé. »
Il tenait à la main une petite roue en bois noirci ;
un cordon de fusées déchiquetées courait tout autour ;
ç'avait dû être le soleil ou la lune au feu d'articife du
Quatorze Juillet.
訳
「ほら、これはさ、君の住居の屋根裏部屋で見つ
けたんだぜ。今まで見たことなかったのかい?」
彼は手に小さな煤けた木材製の円盤状のものを持って
いました;
周囲にはずたずたの紐が巻かれていました。
それは、革命記念日に使った太陽花火か、月花火に違い
ありませんでした。
《語句》
Tiens (相手の注意を促して)ほら、あのね、そら、
roue (f) 車輪、歯車、円盤(状のもの)
ここでは、おそらく円盤状の花火、ただし語り手の
私はまだ何なのか、わからないため、円盤と訳しました。
noirci <noircir 黒くする、よごす
se noircir 黒くなる、よごれる
en bois 木でできた、木材製品の
cordon (m) ひも
fusées < usée (f) ロケット、ロケット弾
feu d'articife 花火
lancer une fusée vers la blune. 月にロケットを打ち上げる
déchiquetées < déchiqueter (他)(細かく)刻む、ばらばらにする