学術会議問題の参考資料
- カテゴリ:日記
- 2020/10/11 14:22:35
学術会議問題 岡田早大教授の菅首相発言への見解(全文)
日本学術会議が推薦した会員候補のうち6人の任命を菅義偉首相が拒否した問題で、6人除外前の推薦者名簿を首相が「見ていない」と発言したことの問題点について、早稲田大学の岡田正則教授が10日、明らかにした見解は以下の通りです。
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昨日、日本学術会議が推薦した105人のリストを首相自身が見ていないということが、首相発言で明らかになりました。その意味は、菅首相の「任命行為の違法性」がますます明確になった、ということです。総理大臣が推薦段階の105人の名簿を見ることなく任命行為を行った、ということであれば、法的には当然、次のようなことになります。
(1)推薦段階の105人の名簿については「見ていない」、「自身が決裁する直前に会員候補のリストを見た段階で99人だった」ということは、日本学術会議からの推薦リストに基づかずに任命した、ということです。これは、明らかに、日本学術会議法7条2項「会員は、第十七条の規定による推薦に基づいて、内閣総理大臣が任命する」という規定に反する行為です。
(2)6人の名前を見ることなく決裁した、ということは、学術会議からの6人の推薦が内閣総理大臣に到達していなかった、ということですから、改めて6人について「推薦に基づいて、内閣総理大臣が任命する」という行為を、内閣総理大臣は行わなければなりません。任命権者に推薦が到達していないのですから、任命拒否はありえないし、なしえないことです。
(3)任命権を有する内閣総理大臣に推薦リストが到達する前に何者かがリスト上の名前を105人から99人に削除した、ということであれば、総理大臣の任命権に対する重大な侵害であり、日本学術会議の選考権に対する重大な侵害です。リストを改ざんした者は、虚偽公文書作成罪(刑法156条)の犯罪人です。
(4)推薦のあった6人を選ぶことなく、放置して「今回の任命について、変更することは考えていない」という態度をとることは、憲法15条に違反します。なぜなら、国民固有の権利である「公務員を選定する行為」を内閣総理大臣は放棄できないところ、その職務を行わないことは、憲法と法律によって命じられた職務上の義務に違反するからです。
このようなあからさまな首相の違法行為と職務怠慢は、即座に是正されなければなりません。
実は私は某学会に勤めているのですが、日本学術会議は「オレはエライ学者なんだぞ」と踏ん反り返った世間常識のない(元々学者という人種にはそういう人が多い←と言うと語弊があるのでまあ大抵は個性的な人と言います(笑)のですが)他人から敬われて当然、敬われないとご機嫌ナナメどころか執拗なイチャモン攻撃をしてくる連中の集まりです。
なんで任命しないと「学問の自由の侵害だ」となるのか思考回路が理解できませんね。だってどこだって誰だって好きに自由に学問できるじゃないですか?
日々学者という人種に翻弄されながら仕事しているのでついこんな言い方になりました。m(_ _;)m
ついでにこんな記事↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4aa4c0997fac37d4d7caee4186ebc2bd8dc324d
反日メディアの朝日・毎日は特にあからさまにひどい書き方をしてますが・・・真相はいかに。
打たれて憤死されたり、病死、ソ連の手先になったり、落下傘鳩山だったり、矢が尽きた気がします。
大阪はいかがですか?
こちらからは、「都構想」「万博」と日本二極化を意識されてるように感じますが。
また政治家の世襲は家系の短い道民には、ざわっと来るものがあります。
各国のリーダーに混じって存在感とリーダーシップを発揮する救国の士にこの危機を託したいです。
現スガ政権は皮相的なお友達ではなくアトキンソン氏ら実務派を重用して「新自由主義」をよりスピード感をもって遂行する「スガスガ政権」を目指しているように見えます。
中小企業や地銀などに「血を流す」ことを求めるような急激な改革に対する反発も大きく、結果が出る前に、息切れ⇒支持率低下が予想されます。
この手の人物は自分は「国民のために働く」と救国の使命感に燃えているので、邪魔をする者には冷酷な仕打ちをすることさえ正義だと勘違いする恐れもあります。
戦前の小林多喜二も軍国主義者の「自存自衛のアジア解放の正義の戦争」に盾突く犯罪者として拷問を受け命を奪われました。。。
先週行って来た「小林多喜二記念館」の展示物の数々が蘇ってきました。
北海道選挙区からの総理は、あの日本空白期を作った鳩山由紀夫しかいないため、道民は今でも負い目を感じています。
【(※)例えば・・・
国家基本問題研究所は10月12日、「学術会議幹部が北大総長室に押しかけた事実はなかった」として、記事を訂正した。
しかし、訂正後もこの誤った情報が一人歩きし、さまざまなメディアやまとめサイトなどで取り上げられている状況だ。国基研での訂正に合わせて、引用内容を訂正する動きも拡がっていない。】
「6人排除」の真相は今回もモリカケ・サクラと同じようにムヤムヤになるのか?
しかし、スガ政権の高支持もスピード低下の気配も感じられます。
「麒麟」も信長の野望驀進のステージに。
それに対して光秀が違和感を募らせていく演出に注目したいと思っています。
なにより、北海道大学への仕打ちについては、地元テレビ局、新聞もかなり怒っています。
まだ、客観意見を持つまでには情報不足なので、よく読み込みます。
麒麟がくる の予習、復習も溜まってますが・・・。
【菅首相、「6人排除」事前に把握=杉田副長官が判断関与―学術会議問題
2020/10/12 22:04 時事通信社】
杉田副長官の経歴すごいぜ!!
『学術会議が推薦した105人の名簿を見ず、6人が削除された99人分の名簿しか見ていなかった』のにどうして責任のある任命決裁が可能なのでしょうか?
菅首相には国会での責任のある説明が求められることになると思われます。