日本百名山 ~BSプレミアム~ ①
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2020/10/07 00:02:35
こんばんは!7日(水)は日中晴れる所が多いでしょう。
東日本から西日本の太平洋側や南西諸島は次第に天気が崩れ、
雨の降る所がある見込みです。日本の南にある台風14号の影響で
波風が高まりますので強風や高波に警戒・注意してください。
訪れるのは北アルプスの立山
命あふれる峰々を巡り
夏山を満喫する旅です
涼を求めて沢登り
湿原を彩る花々
火山が生んだ風景
峰々に集う命
夏空に命かがやく
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立山
北アルプスの北部、富山県に聳える立山。
古くから信仰の山としてあがめられてきました。
三つの頂が連なる立山。北の端から富士の折立。
真ん中に最高峰の大汝山(おおなんじやま)。
そして南にめざす主峰の雄山(おやま)と並んでいます。
立山黒部アルペンルートのケーブルカーとバスを乗り継いで登山口に向かいます。
到着したのは標高1930mの弥陀ヶ原。ここでガイドさんと待ち合わせ。
おはようございます。
ガイドさん「おはようございます~登山ガイドの佐伯です。
よろしくお願いします」
〇山岳ガイド 佐伯岩雄さん
立山の山麓で生まれ育った佐伯岩雄さん。
学生時代からスキーやロッククライミングに熱中。
その経験を生かし立山を案内するベテランガイドです。
ご先祖さまは立山と深いご縁があるんだとか。
見どころを教えてください。
「そうですね、今回、あの~、立山、雄山を目指して行くんですけど、
え~と、ちょっと違ったアプローチでこの辺りで見られない
景色も体験できると思うんですよ。え~、一の谷って沢を登って
え~と、天狗平まで行きたいと思います」
夏の立山を楽しむ一泊二日の山旅。
1日目
登山口から立山中腹に広がる弥陀ヶ原を辿り湿原の中を流れる一の谷へ。
上級者向けの沢登りに挑戦し、佐伯さんとっておきの絶景を楽しむ。
この日は天狗平の山小屋に宿泊。
2日目
二日目は室堂平を巡り、大展望の稜線へ。
浄土山と経て、主峰雄山の山頂を目指します。
下山は一の越から室堂平へ下ります。
*撮影:7月中旬
「ここからあの~、木道しばらく下って行って、
え~、一の谷の方に向かいます。じゃあ、行きましょうか?」
午前9時半、出発。
わぁ~、広々とした景色が広がっているな~。
立山の西に広がる弥陀ヶ原。東西3km、南北2kmに渡る広大な湿原だ。
黄色い花が咲いていますね?
「はい、あの~、こちらに見えるのがニッコウキスゲが今、咲き始めてますね。
緑の大地の中に黄色い花。これちょっと大きめの花なので
凄く鮮やかで綺麗ですね」
@ニッコウキスゲ(黄色いお花)
早速、夏の花が出迎えてくれた。
@イワイチョウ(白いお花)
湿原に咲くイワイチョウ。可憐だ。
出発して1時間、沢の音が聞こえてきた。
「今回はここの一の谷の沢を詰めて上がりたいと思います。
ちょっとその先行って準備しましょう」
〇一の谷
ここを登って行くのか。ワクワクするなぁ。
ハーニスにヘルメット、沢登り用の装備を身に付ける。靴も登山用だ。
「じゃあ、気を付けて行きますよ」
はい、よろしくお願いします。
あれ?沢登じゃなくて下って行くんですか?
「そうですね、今日はねこの下に絶景ポイントがあるんで、
まずそこを見てそれから登ります」
絶景ポイントかぁ、それは是非とも寄って行かなくちゃ。
弥陀ヶ原を東西に貫く一の谷。沢を下ること30分。
あれ?この先で沢が?途切れてますよね?
「はい、絶景ポイントに着きました」
ここですか?
「はい、ここはここから先は危険なのでちょっと覗いてみたいんですけども
またロープを付けて覗いてみましょう」
ガイドの佐伯さんが松の木を使って支点を作る。
「はい、それではちょっとねぇ、あの~、その角まで行って絶景を
眺めてください。はい」
行ってきます。
慎重に、慎重に一歩ずつ。
うわぁ~、凄い眺めだ。滝の上にいたんだ。真っ逆さまに水が落ちてる。
落ちる力一直線、落差90m。圧巻の光景だ。
〇不動滝
知られざる立山の名瀑。大迫力の絶景だ。
「それじゃあ、あの~、登ります。え~、今日、あと400m程登らなくちゃ
いけないですからね、綺麗な所も沢山あります。
あ~あの、頑張って行きましょう」
はい、頑張ります。
よしっ、青空も広がってきたぞ。
佐伯さん、沢の歩き方教えてください。
今回は勝手ながらここまでと致します。どうぞご了承ください。
次回は沢の歩き方を佐伯さんにご紹介していただきます。
そうですね、恩恵もありますね。大きいです。
おおお~アルペンルートにも行かれましたが。凄いですね。
アルペンルートで楽ちんに行ったことがあります(^^;)