622番: ロシア語
- カテゴリ:日記
- 2020/10/03 16:32:06
ロシア語
動詞「...がある」(есть)
これまで、動詞「...がある」(есть)は省略される、ということで
いろいろ文例を見てきました。
しかし、「存在」そのものが問われる場合は省略しません。
Здесь éсть книга ? ここに本はありますか?
Книга есть ? 本はありますか?
Да, есть. はい、あります。
どちらも「есть」自体が問われる文なので、省略しません。
Ⅳ. 疑問文とその答え(Ⅱ 疑問詞のある時)
кто 誰
クトー
что 何 (発音注意:што と思って発音しましょう)
シトー (チトーはチトだめヨ)
где どこに
グジェ
疑問詞のある疑問文では、通常、疑問詞を文の冒頭に置き、
疑問詞に問いの調子をこめて強く発音し、文の終わりを下げる。
Кто он ? 彼は誰ですか?
クトー オン
Он товáрищ Иванóв. 彼は同志イヴァノーフです。
オン タヴァーリシチ イヴァノーフ
Он господин Сато . 彼は佐藤さんです。
オン ガスパヂーン サトー
Что это ? これは何ですか?
シトー エータ?
Это кáрта. これは地図です。
エータ カールタ
Где Урáл ? ウラルはどこですか?
グジェ ウラール
Вот Урáл. ほらここがウラルです。
ヴォット ウラール
Что это: карандáщ или перó ? これは何ですか、鉛筆ですか、
シトー エータ カランダーシ イリ ピェロー それともペンですか?
товáрищ(同志、友達)はソ連* では敬称として用いられる。
ただし外国人については господин を使う。
(господин には敬称の他に、紳士という意味もあります。)
* 1961年発行の「ロシア語四週間」をテキストに使っているため、
記述内容が前世紀のものです。今のロシアでтовáрищが一般的かどうか
はわかりません。
товáрищが出てくるか気にしながらラジオ講座などを聞いてみますね!