Nicotto Town



妄想も幻覚も真実

もう、だいぶ慣れたけど、母がありえないことを言うことがある。

意図して作り話をしているわけではなく、すべて母にとっては真実。

一番多いパターン。
もう数年前に、当時のかかりつけ医の病院が閉院して、新たな先生にかかってる。
それなのに、母の中ではいまだに前の病院に通ってることになっていて、、、
その病院から電話がかかってきた、という話を何度もする。
「看護婦さんから電話があって、お薬取りに来てと言われた」ということが多い。
とりあえず、母の中では何度も電話で話をしているらしい。
念のため、毎回着信記録を確認するけど、当然記録はない。

あと、私とは朝から一度も言葉を交わしていないのに、お出かけの準備をして現れ
「あんたが、どっか出かけるて言うたから」
みたいなことも何度もある。

不謹慎だけど、とても興味深い。
たとえば、寝ていたときに見た夢の内容を、目が覚めても引きずっているのか?
もしくは実際に、母は覚醒時にその光景を体験しているのか?
または、覚醒時に頭に浮かんだ妄想にすがっているのか?

実際には起こっていいないことを信じるといえば、統合失調症がある。
私の後輩も突然、奇妙な言動をしだした。

人の脳の中で、突然だったり徐々にだったり起こることの仕組みが興味深い。
そんな自分が、将来同じ体験をした場合、客観的に自分を観られるのだろうか?
そういう時が来た時に、この日記を自分が目にしたら、自分にとっての真実と事実との乖離とどう向き合うのか?
とても興味深い・・・
 




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