609番B: ハイジ(7)(下)
- カテゴリ:日記
- 2020/09/29 12:11:42
≪学習する文法≫
きょうは動詞の過去形について学びます。順序として普通は「現在形」から
学習するのですが、今読んでいるのは、「物語」なので基本的にすべて
「過去形」になっています。
そういうわけで、「過去形」を学びましょう。
ところで、本文中には2種類の過去形が出てきました。
「過去形」と「過去完了形」ですが、このうち、「過去形」を学びます。
動詞には、「3基本形」というものがあることは、以前お話したことがありますが、
不規則なものは、独和辞典(できれば1冊用意しましょう。メルカリで安く
入手できないか、チェックしましょう。アマゾンでも格安中古が見つかるかも
しれません。)(高いのを買わないで!飽きなかったら、新品を買い直せばいい
のですから。3か月間ほどは様子見しましょう。来年も続いていたら、それから
買えばいいと思います。)
規則動詞の基本形は「語尾」が「-en」で終わっています。
「-en」を「-te」に変えると「過去形」になります。
そしてまだ習いませんが、過去分詞もついでに、先に覚えましょう。
動詞の頭に「ge」を付け足し、語尾は「en」を「t」に変える
【 hören(ヘーレン) 聞く】 という動詞は
基本形: hören / 過去形:hörte / 過去分詞:gehört
(ヘーレン) (ヘーアテ) (ゲヘーアト)
のような3基本形を持っています。
kommen (来る)という動詞は例外で、不規則です。
(コメン)
基本形: kommen / kam / gekommen
(コメン) (カーム) (ゲコメン)
来る 来た (訳不能)
「過去分詞」が訳出できないのは、意味がないからではありません。
ちゃんと、形容詞にもなりますし、受け身でも使いますし、
分詞構文にもなります。これは「過去の成分」と言っておきます。
料理で言えば、具材であって、料理そのものでなないので、
直接食べません。そういうものだと、今は思っていてください。
(*^▽^*)
きょうは、このうち、「過去形」について学びます。
過去形は、もちろん過去のことを話すときにつかいます。
今のドイツ語は、日常会話では、現在完了形(後日学びます)で
話すので、「過去形」は、主に、物語で使います。
では、使えるように、過去の人称語尾を覚えてください。
ich ———(過去形のまま) wir ———(e)n
イッヒ ヴィーア
du ——— st ihr ——— t
ドゥー イーア
er ———(過去形のまま) sie ——— (e)n
エア ズィー
lernen (学ぶ)の過去形
(レルネン)
ich lernte. 私は学んだ wir lernten 私たちは学んだ
イッヒ レルンテ ヴィーア レルンテン
du lerntest 君は学んだ ihr lerntet 君たちは学んだ
ドゥー レルンテスト イーア レルンテット
er lerntet 彼は学んだ sie lernten 彼らは学んだ
エア レルンテット ズィー レルンテン
さあ、これであなたも少しはドイツを学びました。
これを過去形で言ってみましょう。
少しはというのは、ein bißchen (新綴り:ein bisschen)