きらきら、東京都埋蔵文化財センター その1
- カテゴリ:タウン
- 2020/09/22 15:35:41
仮想タウンでキラキラを集めました。
2020/09/22
集めた場所 | 個数 |
---|---|
ニコット山 | 5 |
展望広場 | 5 |
きらきら、ニコット山、展望広場、四択…行かない…
(花火は行かない、というより、今年は中止がほとんどだから
いけない、が近い気がする。)
しばらく、どこも出かけていなかった。というと語弊があるかもしれない、バイトなどの用事以外は、ということ。だれにいいわけしているのか、おそらく自分に対してだ。だが、その間、なんらかの原稿を書いていた。そんなふうにわたしは日常と非日常をなんとなく区別している。バイトや家事が日常、原稿を書いたり、散歩したり、どこかに赴いたり、夢をみたり、本を読んだり、それが概ね非日常。けれども、その区別はあいまいだ。日中起きているのも、夢を見ているのもわたしであるのだから。バイトの途中、帰り道、季節を感じることもある。紫の、歯ブラシみたいな、つるぼが咲いていた。わたしの大好きな彼岸花は、まだようやく花芽が出たばかり。
そんなふうに、日常と非日常のバランスをとってきてはいたが、やはり、どこかに出かけたくなっていた。原稿などの〆切も一段落したので、週末に東京都埋蔵文化財センターに行った。
多摩市にあって、何回か出かけているところ。元々は多摩ニュータウン内の遺跡からの出土品を調査、収蔵する目的で作られた施設。現在の建物は昭和六〇年(一九八五年)、多摩ニュータウン№57遺跡の西側部分に建設されたもの。現在は、常設展示、企画展示をしており、竪穴式住居などを復原し、縄文時代の植物を植えた遺跡庭園を併設している。
まだコロナウイルズの影響はあちこちに影を落としている。美術館、動物園などは予約制のところが多い。仕方ないことだと頭ではわかるのだが、個人的には、予約してゆく気になれない。時間的に行動が制限されてしまうことに、違和を覚えるのだ。何日、何時までにどこそこへ行く。それはわたしのなかでは、仕事の部類に入ってしまう、非日常ではなくなってしまうから。面倒な人だなと我ながら思う。けれども、その面倒な自分と付き合っていかなければならない。
この期間、六月ぐらいから、出かけている博物館の類いは、その予約がない。東京都埋蔵文化財調査センターも、入場制限など、多種のコロナ対策をしているが、予約制ではない。だから敷居が低かった。そして、なにより、縄文土器たちを感じたかった。
うちから車で二十数キロ。空いていれば、一時間かからないで行けるとこだが、秋の四連休の初日だったからだろうか、道が結構混んでいた。自粛解除になった、初めての週末の渋滞を思い出すが、それほどは混んでいない。そんなところでも、状況は変化しつつあるのだろう。
多摩の近くまでくると、高低差が目立ち、緑が多くなる。緑部分は、ゴルフ場、大学、公園、お寺、そうしたもののようだ。
最寄りの多摩センター駅を見たと思ったら、目的地へ。駐車場はわずかしか車を停めることができないが、わたしたちの車以外は停まっていない。空いていそうだ、この分だと、入場人員の制限に引っかからないだろう。
駐車場などが一階で、展示ホール、遺跡庭園などは二階になる。入口も二階。一階は斜面の下に位置してる感じだ。ああ、それだけ高低差があるのだなと、忘れていたことを思い出す。縄文時代の遺跡は、基本、高いところにあるから(下は水辺、縄文海進による海だったり、洪水の起きやすい川だったりする)、遺跡の上にある施設なのだなと、あらためて気づかされるのだった。
(2)に続きます。
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