Nicotto Town



あなたにとって、どんな存在だったのですか?

叔母が亡くなった。

叔母の晩年は、内縁の妻?愛人?のような関係を持つパートナーがいた。
私がその関係を知ってからだけでも30年くらいにはなる。
相手の奥さんは数年前に亡くなったらしい。

三か月前、叔母の余命が宣告されたと親戚から聞いた時も、その関係は続いていた。
そして、叔母がホスピスに入所したら、叔母の住まいから通帳やら金券まで全部持ち去っていたらしい。
ホスピスのお見舞いは、ひと月に一度だったらしい。
あと数か月持つか持たないかの状況なのに、だ。

叔母が亡くなり、喪主は結局不在となった。
ただ、お骨は彼が預かることになったそうだ。
四十九日を過ぎても何の連絡もないので、親戚が連絡したら、彼は、線香をあげるなら家に来てくれたらいいと、歯切れの悪い返事だったそうな。

彼の心境がわからない。
余命を知って、金目のものは回収していった。
その一方、お骨を引き取ってくれた。
そこに、愛情はどのくらい残っていたのか?

相手方には子供がいて、父親の不倫関係は知っているらしい。
叔母の身内としては、申し訳ないとも思うが、
不倫親父が一番悪いとも思う。
叔母は金銭的な援助は一切してもらっていない。
相手の家庭を壊すことも望んでいなかった(知れてしまった時点で壊してるけど)。

なんで、こんな男に引っかかちゃったんだろう。
「都合のいい女」だったのかどうか、会う機会があったら聞きただしたい。





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