Nicotto Town



もう、「お義姉さん」とは呼べない

私と義姉との関係は悪くなかった。

あの日までは。

私もかつては嫁の立場を経験したので、母が義姉の愚痴をこぼしても、母の思い過ごしだと思って義姉を擁護してきた。

でも、義姉は母が評価していた通りの人だったと思い知る日がきた。

兄の借金問題を知り、義姉に会って事情を聞いた。
「話を聞いてくれてありがとう。話せてよかった。」というメールももらって、関係は良好だった。
それが、翌日に私が義姉の口座にお金を振り込んで「借用書をお願いします」とメールした途端、逆ギレして電話口でキレまくってきた。

ヒートアップした義姉は「もう私、離婚する。愛情なんてないから。同情で一緒にいるだけだから!」と言い放った。
「離婚したら、お母さんと○○さん(私の兄)の面倒をあなたがみることになるけど、いいの?」と脅迫してきた。
私は「好きにしてください」と言った。
そしたら義姉が「どういうこと?」と。
こっちこそ「どういうことって、どういうこと?」としか思わなかった。
だって、離婚するしないは本人たちの問題だから「好きにしてください」としか言えないじゃないか。
本心は「こんな人とは別れた方がいい」と思っていたけど。

あれから2年半経っても離婚はしてない。
でも、「愛情なんてない」と言い切った義姉のことは、もう「お義姉さん」とは呼べない。
あんな人のことを擁護してきたことがバカバカしい。
モンスターみたいな人だ。





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