本棚。129
- カテゴリ:小説/詩
- 2020/09/04 11:19:40
1.「タルト・タタンの夢」
2.「ヴァン・ショーをあなたに」
3.「マカロンはマカロン」
著作:近藤史恵 出版:東京創元社(創元推理文庫)
血なまぐさい事件は起きません。
フレンチレストランで起きる、日常の些細な事件を解くタイプのミステリー。
子供が懐いた理由は何か?とか
彼女が焼き菓子を置いて消えた理由は?とか
メニューにないブルベリータルトが注文される理由は?とか
そんなお客さんたちをめぐるミステリー。どこか「ささやかな魔法の物語 ― カフェ・かもめ亭 ―」(本棚。56)に似てる?そこまで優しい本ではありませんが。
あるいはむしろ、「ニューヨークの魔法」シリーズ(本棚。130にします)にも似てる気がします。人のことを書いてる様子が。
これを書いてる時点では3巻しか読んでいないのですが
見事な謎解きにきっとご満足いただけます。という帯に惹かれてしまった
1、2巻も今日買って読むつもりです。
追記:本シリーズは原尾有美子さんによりコミカライズされ、小学館サンデーGXコミックスから、
「ビストロ・パ・マルの事件簿」1・2として、2012年に刊行されている。
「ビストロ・パ・マルの事件簿」1・2として、2012年に刊行されている。
読んでみて気づいたのは、これ、過去に手に取ったことある・・・。
ちらちらっとめくって読んで戻した本でした。