「ラグリーは大事だった」
- カテゴリ:日記
- 2020/08/29 10:52:56
えー、このタイトルを見て何のことかわかる人は
世の中にはかなり少ないんじゃないでしょうか(笑)
わたし、大学時代にチェスタトンを読みまして。
ブラウン神父シリーズから始まって
だいたい手に入るチェスタトンの作品は読んだつもり。
チェスタトン、奥が深くて好きです。
でも最初に読んだときは「退屈で面白くなかった」(笑)
古本屋で100円で買った「ブラウン神父の童心」、
なんかちっとも面白くなくて退屈だと思ったんですが
どういうわけか1か月後くらいに読み直して、めちゃくちゃ
評価が変わった珍しい作家です(笑)
いまでもチェスタトンの作品は好きですね。
パラドックスなんかも面白いし。
「二人の人間の意見が一致した」
ということで、片方が片方に殺されてしまう。
このパラドックスなども深いです。
実際にこういうことはあるので、しみじみ
肝に銘じるパラドックスですね。「同意するとロクなことはない」(笑)
で、そんなチェスタトンのブラウン神父シリーズの中に
「ラグリー」という人物が殺されてしまう話があったのですが、
「大統領や大臣などは大事ではないが『ラグリー』は大事だった。」
とブラウン神父がいう場面がありまして。
ようするに「ラグリー」は「歴史の岐路」で警鐘を鳴らす人物
とでもいったらいいのでしょうか。
それに比べたら「大統領」も「大臣」も
たとえ死のうが殺されようが、とっとと代役が
たって、それなりに機能しちゃうから大して大事ではない
ということらしい。
たしかに「シン・ゴジラ」でも
総理大臣ご一行がのったヘリがドーーンと
やられちゃった後も、多少バタつくもののさっさと
次の人が出て治まっていくわけです。
まーそんなもんですよね、政治家っていう仕事は。
しかし「この人がいないとダメ」というものもあるわけで。
それが「ラグリー」ということかな。
そんな「ラグリー」に匹敵するような人物には
足元にも及びませんけど、岐路に立った時に
正しい選択はできるようになりたいですねー♪
<昨夜のわたし>
チコちゃん、やってたっけ?
なんか辞任した人のおかげでテレビがイマイチでした。
あさのチコちゃんはみましたけど(笑)
さあ今日の一冊
「みずやりとうばん」廣済堂あかつき
学校の畑の水やりをうっかり忘れて帰っちゃった。
そんな絵本♪
今日のブログはまだだな。
昨日はパラドックスとか、難しくてよぉーわからん話やった。
今日はどんな話だろう。毎日楽しみだ。
サンマのおいしい焼き方とか、アップしてくれないだろうか。
また後で来るとしよう。
なんかね、パラドックスとか好きな人だから
ちょっとひねくれてる話もあるんだけど、ちゃんと筋が通ってるのー。
ブラウン神父は人の心理から推理するタイプのミステリですけど、
なるほどと思うことが多いです。
誰の名言でしたっけー
どっかで聞いたことがあるような・・・
そのアドバイスの全く逆を行ったことである。」
Σ( ̄Д ̄;)天邪鬼伝説の始まりか?!?!
それに、そんな岐路は毎日あります。
自分が選んだ道を進むのみ♪
旦那さんと言うパートナーが。
中国共産党の岐路に立つ人物が現れないかなぁ…(=゜ω゜)ボー…
そうそう、昨日のチコちゃんはどうしたっけ?と今朝の随分前の再放送を見て
思いましたとさ…。まる。