528番: 仏作文(6回目)その2
- カテゴリ:日記
- 2020/08/26 14:27:47
● 属詞の性、数が直説目的語と一致する点に注意。
● 属詞より直接目的語の方が長い連辞(サンタグム)であるときは、
これが後に来る方が文として落ち着きます。
「人はこのいつもぼんやりしている少年を
« お月さまのジャン» と呼んでいた。」
On appelait « Jean de la Lune » ce garçon toujours distrait.
問題A
1: 彼女の態度は私を悲しませた。
ゴタの答案は: Son attitude m'a rendu triste.
正解は : Son attitude m'a rendu triste.
≪感想≫
何か論語にありましたが、70歳になると、思うままに振舞っても
それでいて道をはずれないようになるとか、なったとか。
我がフランス語もここまできたか・・・んなわけねーな。たまたま
正解と一致しただけでしょう。慢心はいけない。驕りは進歩成長を
止める毒薬。気をつけましょう。
直前でrendre は、学んだばかり。正解しないほうがおかしいかも。
2: 私たちは、ポールが有罪だとは信じていない。
作文に取り掛かる前に、属詞になる有罪という意味の形容詞を
和仏辞典で引いてみた: coupable 罪のある、罪を犯した(de の)
ゴタの答案は: Nous ne croyons pas Paul coupable.
正解は : Nous ne croyons pas Paul coupable.
≪感想≫
再び正解。しかも一字一句解答例と同じ。ばんざーい。今夜は赤飯。
3: 彼は私を中国人だと思った。
ゴタの答案は: Il m'a croit chinois.
正解は : Il m'a pris pour un Chinois.
≪感想≫
croir よりもprendre を使った方がいいかも。この場合の「思う」
というのは、誤認判断するという意味になるから prendre pour
の方がいいかも。
それから、国名は大文字で始めるのことはコクメイに記憶したのだが、
国籍も大文字なんだね。小文字なのは、形容詞か言語名のとき。
そして言語名の場合は冠詞をかぶせる。
★ 国名関係は4通りで覚える
① 国名=大文字はじめ+冠詞つき(冠詞のない国もある)
② 国籍名=大文字はじめ
③ 国語名=小文字+冠詞
④ 形容詞=小文字
尚、テキスト側にも、同様の注意書きが添えられていました。
それによりますと、
「単語の勉強」
♦ croire とtrouver : いずれも日本語では「~と思う」にあたりますが、
croire はどちらかといえば、主観的な判断であるのに対し、trouver は
現実に対象となる人や物を知った上での「発見」に基づく結論です。
「彼はいい人だと思います。」 Je le crois sympathique.
Je le trouve sympathique.
問題B
1: ヨーロッパ人の大部分は、日本を極東の国とみなしているが、
ロベール・ギランに言わせると、あまりにヨーロッパ化され
ているので、これはむしろ極西の国である。
ゴタの答案は: La plupart des Européen prenne le Japon le pays
le plus est, mais au disent Robert Guilant, c'est plutôt
le pays le plus ouest comme il s'est trop européanisé.
(0点/ 10点中)
正解は : La plupart des Européens considèrent le Japon comme
un pays de l' Extrème-Orient, mais pour Robert Guilain,
il est tellement europanisé que c'est plutôt un pays de
l'Extrême-Occident.
t
≪感想≫
まず、prendre の複数3人称が間違い。こんな基本を間違えるとは、
大丈夫なのか?と自分で自分を疑う。prendre の直説法現在をこの場
を借りて復習.
ju prends n. prenons
tu prends v. prenez
il prend ils prennent
間違えたprenne はどこから出てきたか不思議だが、これは
prendre 接続法単数3人称です。
【忠告】 ええかげんな覚え方せず、ちゃんと覚えましょう。
尚、極東は Extrème-Orient これも、この際覚えましょう。
それから、自分で書いたのに、「ロベール・ギャランに言わせると」を
au disent Robert Guilan とやっている。なぜ、こう書いたかよくわから
ないがここは、d'apres Robert Guilain にすればよかったかも。
2: 農耕器具[matériel (m) agricole] の機械化は、それまで
未開であった土地を豊かにした。
ゴタの答案は:La motorisation du matériel agricole a rendu abondant
la terre qui était primitive.
正解は :La mécanisation du matériel agricole a rendu fertiles
des terres jusque là inexploitables.
≪感想≫
模範解答に、知らない単語がたくさんありましたので今、調べているところ。
次のように調べました。
mécanisation(f)機械化 mécanisation de l'agriculture 農業の機械化
fertile(形)肥沃な、豊かな (enに) 富む
inexploitable (形) (土地などが)開発できない
(資料などが)利用できない
jusque là その時まで
解答の文章を逆輸入というか、日本語訳をつけると
農業器具の機械化はそれまで開発不可だった土地を肥沃にした。
なるほど! さすが模範解答!感心して、この本の著者の名前を見てみた。
なるほど、福井芳雄先生と、丸山圭三郎先生。ゴタが昔テレビやラジオで
学習していたときの講師でした。