連休最終日
- カテゴリ:日記
- 2020/08/24 12:19:58
普段の休みと合わせてだけど、なんと5日もあった連休の、今日が最終日である。
うちの会社、正月だって30日まで仕事があるので、本当に長いお休みなのである。
予定通り、初日に家の大掃除をして、金曜日は義父の検査の結果を聞いあさごはんをたべずにてから実家に行き、土曜日は父の誕生日祝いで昼に外食。
日曜日は父の大好きな教会についていき、台東区を回るミニバスに乗ってひいおじいさんの墓参りをしてからアメ横に行き、別れて戻ってきた。
義父は前立腺がんだった。
ホルモン治療を勧められたが、どんなものだろう。
実家では掃除だの、布団の整理だのをしてから妹が予約したレッドロブスターに行ったが、なぜレッドロブスターなのかわからない。
コース料理のボリュームがすごくて、私ですら持て余すほどなのだ。
ついでに言うと交通がとても不便な場所だったので、往復タクシーを使わざるを得なかった。
おいしかったけど、父はすごく少食になっていてほとんど食べられなかった。
持ち帰りできなさそうなズワイガニを手分けして食べ、小さいスープだけはおいしそうに完食していたけれど、残りは持ち帰り容器を2つもらって詰めて帰った。
朝も食べずに行ったのに、夕飯もいらず、翌日の朝ごはんに食べた。
父は本当に歩けなくなっていた。
腕を組んで歩くと、ものすごく軽い。
冬に入院していた時のリハビリでは、もっと重かったのに、今は背中に半分羽がついてしまっているのかも知れない。
昼にお祝いのご飯を食べたことも、夜には覚えていなくて、今日は何をやったかな、と言う。
それでも教会に行けば嬉しそうにみんなとあいさつを交わし、合羽橋では「ここを行けば正宋寺だ。おじいさんのお墓は奥から2段目だよ」と教えてくれ、街を歩きながら「懐かしいな」と言う。
アメ横まで歩くと「俺はあの先のマックでコーヒー飲んでいるから」とマックの急な階段をどんどん登っていき、お気に入りらしい角の席に陣取って日記帳を取り出し、今日の覚書をしたためる。
父は今を生きて、十分生きた時に大好きな神様のところに行くんだろうな、と思う。
その時は、もっとずっと軽くなっているんだろう。
ほんの2泊しただけなのに、家は危険地帯になっていた。
洗濯3回して、箒と掃除機とぞうきんを使って、やっと人が住める家になった。
あとはジムに行って、買い物をして、夕飯を作るだけ!
明日からは、またルーチンワークの再開だ。
こきりこさんが思い出すよすがになったのなら幸いです。
私も数十年後に、ふと思い出すかもしれません。
ジムと言っても、ほんの30分体を動かしてからの風呂を楽しみにしているだけですが、休学中の息子が車を運転してくれるので、そういうことができる時間を楽しんでいます。
読んで、父をしっかり思い出しました。
自分が自分の父とレッドロブスターに行ってる気になりましたよ(笑)。
連休、すっかり疲れたみたいなのに、そこからジムへ行くとはすごい。