23日 記憶消去
- カテゴリ:日記
- 2020/08/23 14:52:56
メン・イン・ブラックで記憶消去フラッシュが出てきますが、これも進化するとそうなるのかな。
直前の記憶を消すのは、短周期記憶(電気信号)を消せると言うことなのか?長期記憶(脳構造の変化)はどうなのかな?。とは言え画期的な発明ですね。問題は、そのためには事前に相補薬を投与する事が必要な事です。消去薬を投与された脳は24時間読み出し機能が停止するようで、24時間後には分解するので機能復活(記憶復活)と言う原理みたいです。
この原理なら長期記憶も消せそうですね。しかし選択的に消せないなら24時間健忘症になると思うが違うのかな?
ーーーーー以下引用
記憶を何度でも安全に消去できる即効性のある薬、DCZ(デスクロロクロザピン)が開発されました。 この薬を投与されたサルは僅か10秒ほどで記憶が失われ、目の前で箱に隠されたエサの行方がわからなくなってしまいました。
またこの記憶消去薬は、サルの作業記憶を司る神経細胞の活動をオフにすることによって効果を発揮します。 にもかかわらず、安全性が極めて高く、効き目も24時間で完全に消えることから、繰り返しの使用が可能。サルから何度でも同じ内容の記憶を奪えました。
この完全にクリーンな記憶削除薬が推理小説の世界に導入された場合、全ての人間の証言から信ぴょう性が失われ、名探偵を悩ますことになるでしょう。
■記憶消去には事前の「オフスイッチ」の仕込みが必要
新たに開発された記憶消去薬を作用させるには、事前にペアとなる別の薬が必要となります。 この相方となる薬は化学的に合成された小分子化合物であり、DNAが作る特定のタンパク質を変質させて「hM4Di」と呼ばれる特殊な人工受容体(デザイナー受容体:DREADD)を神経細胞の表面に出現させます。
この人工受容体が出現した神経細胞にDCZが結合すると、その神経細胞は活動が強制的にオフになります。 人工受容体とDCZの関係は「オフスイッチ(人工受容体)」と「トリガー(DCZ)」の関係に例えることもできるでしょう。
気持ち悪いですが、脳の構造理解には役立ちますね。
読み取り機能のOFFなので選択は難しそうです。
的を外すとえらいことになりそうですが。