Nicotto Town


五飯田八宝菜の語学学習日記


512番: サウンド オブ ミュージック

            【338】
At this moment the community rose and,  with a jubilant
voice,  the young priest at the altar intoned the age-old
Christmas message :
 
    " Gloria in excelsis Deo et in terra pax hominibus
     bonœ volunttis.”*

                   訳
このとき、一座のみんなは立ち上がり、歓喜に満ちた
声で祭壇の前の若き僧侶(大佐のこと)は時代の古い
クリスマス・メッセージを抑揚をつけて読み上げました。

 「高いところでは、神に栄光がありますように。
  そして、地上では、よい心をもつ人々に
  平和がありますように」

                《語句》
jubilant (形)歓喜に満ちた、歓声をあげる
intone  詠唱する、抑揚をつける

* 新約聖書の「ルカ伝」第2章14節
  わからないので、ネット検索してみた。
 すると、ラテン語の解説付きで出てきました。
  本来、ご許可をいただいてから、コピペするべきですが
 私の日記はアクセス数が10件未満なので、無断転写を
 させてもらっています。
(削除指示が出れば、消去させていただきます。)

 以下、コピペ

グローリア・イン・エクスケルシース・デオー・エト・イン・テッラー・パークス・ホミニブス・ボナエ・ウォルンターティス」と読みます。
gloria は「栄光」を意味する第一変化名詞、単数主格です。
excelsis は「高い」を意味する第一・第二変化形容詞 excelsus, -a, -um の中性・複数・奪格です。名詞的に用いられ、in とともに「高いところに」と訳せます。
deo は「神」を意味する第二変化男性名詞 deus の単数・与格です。「神に」となります。
terra は「大地」を意味する第一変化女性名詞、単数・奪格です。
pax は「平和」を意味する第三変化女性名詞、単数主格です。
hominibus は「人間」を意味する第三変化名詞、複数与格です。
bonae は「よい」を意味する第一・第二変化形容詞 bonus, -a, -um の女性・単数・属格です。
voluntatis は「気持ち、心情」を意味する第三変化女性名詞、単数・属格です。
全体の構文は、二つの名詞の主格(gloria, pax)が「与格」に「ありますように(sit)」となります。なお、sum の接続法・能動相・現在、三人称単数の sit は省略されています。
「高いところでは、神に栄光がありますように。そして、地上では、よい心をもつ人々に平和がありますように」と訳せます。
新約聖書の「ルカ伝」第2章14節に見られる言葉です。
ミサ曲の一節として有名です。
     https://www.kitashirakawa.jp/taro/?p=1505

(ラテン語講習会、山下先生、
 ここに厚かましくも使わせていただきました。ありがとうございます。
 ゴタ)



                    【339】

          Ⅴ.  God's Will Hath No Why  

  The following weeks were very happy ones.  Real winter had
set in,  and the hobnailed boots, mittens,  and ski trousers were    .
in daily use.   We didn't understand how we ever could have
got along without them.

                     訳
     Ⅴ 神の御心になぜと問う勿れ

 それから数週間、私たちは至福の時を過ごしました。本格的な
冬になりました。スパイク・ブーツも二股手袋もスキーウエア
パンツも、もう毎日着用しています*。これらがなくては、
一体どうやって、日々を乗り切ることができるか、まったく
理解も想像もつきません。

              ≪ひとこと≫
いつもそうですが、地の文は、過去形です。なので正しくは

  「・・毎日着用していました。」

です。英語の試験で訳せ、という問題が出たら、次のようにお願い
します。

~ are in daily use. なら、「毎日使います、使っています、着用しています」
~were in daily use なら、「毎日使っていました、着用していました」

物語は、すべて過去形で書いてしまうと、読み手は疲れてしまいま
す。 なぜなら、まったく別世界の異次元の出来事で、自分とは何
のかかわりもないと、だんだん、そう思うようになるからです。
読者と共有体験できるように、ときどきは、現在形にしたほうが、
読みやすくなりますので。




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