510番: サウンド オブ ミュージック
- カテゴリ:日記
- 2020/08/21 09:15:10
【332】
After dinner, which had been very early, the Captain asked for
some Christmas music. I had been waiting for that. My
Christmas present to the family was a Crêche, put up under
the Christnas tree. Now I got the big, red candle, and we all
grouped around it on the floor.
訳
夕食をとても早く済ませました。済ませてから、大佐は
クリスマスの歌を何かやってくれ、と言います。
その言葉を待っていたんだ、私は。 私の家族みんなへの
クリスマス・プレゼントは、キリスト生誕群像模型でした。
私は、大きな赤いローソクを手に取り、生誕群像模型を
ツリーの下に置いて、グループに分かれて、それを取り囲んで
座りました。
《語句》
Crêche このスペルででは英和辞典に載っていませんでした。
載っていた crèche の項目では
crèche (読み;クレッシュ)キリスト生誕の光景(クリスマスの飾り物)
crèche* (仏和辞典を引いてみました)キリスト生誕場面の模型
(クリスマスに教会や家庭に飾る)
crèche*²(別の仏和辞典を引いてみた)キリスト生誕群像:馬槽(まぶね)を
中心にマリア、ヨセフなどを配したクリスマスシーズンの飾り付け。
※ 仏和辞典3冊(ル・ディコ、プログレ、ロワイヤル)にあたったが
e の上の記号はすべてアクサン・グラーヴ「è」。 「ê」のアクサン・
シルコンフレックスででは記載がありませんでした。
≪ひとこと≫
訳の最後の部分、「座る」と付け加えましたが、本文にはsit も sit down も
ありません。その「群像模型」が立って、膝より下なら、ご不敬かと思い、
登場人物たちを勝手に座らせてしまいました。すみません。
【333】
After we had sung our songs, I took Agtha's new guitar and,
for the first time, I sang my own favourite Christmas song.
" The Virgin's Lullaby."
訳
幾つか歌い終わってから、私は、アガサのギターを手に取り、
初めて、私自身の好きなクリスマスソングを歌いました。
それは、
「ヴァージンズ ララバイ」
でした。
《語句》
The Virgin's Lullaby 「聖母マリアの子守歌」とでも訳すところ。ユーチューブ
でアップされていました。
https://www.youtube.com/watch?v=SihRKv1AWmE
≪ひとこと≫
Agthe のスペルが Agtha になっています。原文のほうが
そうなっているので、そのままにしました。発音は同じです。
どちらも「アガサ」と読みます。日傘と雨傘ほどの大差はありません。
【334】
A few hours later I knelt in my place in the old church at
Nonnberg ; I had come home for Midnight Mass. But
it was curiously different from my other home-comings.
It was very difficult to keep my thoughts collected.
訳
数時間後、私はノンベルク女子修道院の古い聖堂の中で
跪いていました; 私は深夜ミサのために、帰郷して
いたのです。でもそれは、いつもとは少々違って不思議な
帰郷でした。
《語句》
collected < collect (自制心)を取り戻す、
(勇気、力を)奮い起こす
(考えを)まとめる