Nicotto Town



日本百名山 ~BSプレミアム~ ①


こんばんは!明日20日(木)は北海道で雲が広がりやすく雨の降る所が
ある見込みです。その他の地域は晴れる所が多いようです。
東日本から西日本の山沿いを中心ににわか雨の所があるようです。

訪れるのは長野と富山にまたがる 「鹿島槍ヶ岳」

絶景が広がる北アルプスの稜線歩きを楽しみます。

緑の世界に包まれながら稜線を目指す
自然が創り出した美に魅了される
稜線に上がればアルプスの大パノラマ
貴重な動物と多彩な花にも出会える雲上の楽園

鹿島槍ヶ岳

北アルプス・後立山連峰

*この番組は2017年10月に放送したものです

北アルプスの北部、白馬岳(しろうまだけ)を最高峰とする後立山連峰。
30km以上に渡り、山々が連なります。
そのほぼ中央にあるのが鹿島槍ヶ岳(2889m)。
北峰(ほっぽう)と南峰(なんぽう)、2つのピークを持つ山です。

*撮影:2017年7月下旬

今回の登山口は長野県にあるJR信濃大町駅から車でおよそ30分。

@扇沢(おうぎさわ)駅(1433m)

黒部湖へのトロリーバスが通る扇沢駅でガイドの方と待ち合わせ。

槍ヶ岳を望む家で育った三戸呂(みとろ)拓也さんです。

おはようございま~す。

〇ガイド 三戸呂拓也さn

「三戸呂です。宜しくお願いします」

宜しくお願いしま~す。

笑顔が素敵ですね。

「よく言われます。あはは」

えへへ。

@画像:アラスカ・デナリ

登山界の名門、明治大学山岳部で主将を務めた三戸呂さん。

@画像:ヒマラヤ・アピ遠征

ヒマラヤで未踏のルートに挑み続けている登山家です。

@平出和也さん

鹿島槍ってどんな山なんですか?

「はい、今回鹿島槍に行くコースの魅力はやっぱり稜線歩きだと思います。
 もう、本当に絶景見ながら爽やかなコースをずっと歩けるんで、
 きっと鹿島槍を好きになると思います」

今回は1泊2日、中級車向けの山旅です。

1日目

扇沢駅から柏原新道の登山口へ。
樹林帯を進み爺ヶ岳(じいがたけ)(南峰)を登り、稜線上のテント場に宿泊。

2日目

翌日、布引山(ぬのびきやま)を越え、鹿島槍ヶ岳の最高峰、
南峰を目指します。

下山は同じルートを通ってその日のうちに扇沢駅まで戻ります。

歩き始めて15分

「はい、ここが登山口になります。ご準備宜しいですか?」

はい。

「はい、じゃあ行きます。宜しくお願いしま~す」

宜しくお願いします。よお~し、頑張るぞぉ。

登山道に入るとコシアブラやミズナラ、カエデなどの広葉樹の森が広がります。

一面、緑で綺麗ですねぇ~。

「そうですね、気の種類とかによっても形とか色が違うんで非常に珍しくて
 爽やかなグラデーションの中歩いてますね」

ほんとだ、濃い緑に透き通るような薄い緑。思わず見とれちゃいますねぇ。

「おっ」

何か見つけましたかぁ?

「これ、ちょっと見てください」

う~、ただの葉っぱじゃないですか?

「よく見ると葉っぱが隅っこに水玉貯めてお洒落してます」

お洒落?

@クモマンガナ

わぁ~、葉っぱの縁に水玉が付いてる。面白い。実はこれ、葉の縁に
ある尖った部分から食物内の余分な水分を出しているんですって。
確かに葉っぱがお洒落してるみたいですね。

緑のグラデーションに水玉が付いた葉っぱ。
この森はどこを見ても楽しませてくれるんだなぁ。

出発して2時間、標高を1900m付近までやってきました。

「はい、お疲れ様で~す。駅見岬(えきみざき)に到着です」

駅見岬?駅が見えるんですか?

「ちょっとこっち」

はい。

「あそこ、今日出発した扇沢駅が見えますね?」

ほんとだ、だいぶ登って来たんだなぁ。

「で、駅の上に白く雪が沢山残っているのを分かりますか?
 あれ、夏も登山道なんですけど、日本三大雪渓の一つの
 針ノ木(はりのき)雪渓って云うんですね」

雪渓のさらに上にあるのが後立山連峰南部の山、針ノ木岳(2821m)です。

よお~し、アルプスらしい景色が見えてきた。稜線はまだかな?

あれ、雪が出てきた。

「じゃあ、ちょっとここで止まりま~す」

例年雪が遅くまで残るというこの場所。30m程の間、雪の上を
歩かなくてはいけません。しかも無数の落石の跡が。

「結構雪の上って落石が起きても音がしなかったりとかして
 気づきにくいんですね。なので、今日は僕が先に対岸まで渡って
 手を上げて合図をしたら付いてきてください。で、歩いて無い人は
 上から落石が無いか確認をしておきましょう。じゃ、行きます」

はい。

落石も無し。

「はい、どうぞ~」

よお~し、よいしょっと。

「うん、その調子です。止まらず行きましょう」

雪に気をつけながら止まらずに、あと少し、渡りきったぁ。難所突破だ。

「じゃあ、稜線目指して頑張りましょう」

はい。

さらに進むこと15分。木々がだいぶ低くなってきた。

「あ、小屋が見えてきましたねぇ」

わぁ、ほんとだぁ。

「あの小屋まで上がったら稜線です。もう一息」

やった。

出発して4時間、山小屋に到着。

あの~う、お腹すいちゃいました。

「あはは、お腹空きましたね。お勧めのメニューがあるんで頼んできます。
 ちょっとベンチ座って待っててください」

お願いしま~す。

何でもそのメニューを食べる為だけにわざわざ登って来る人がいるんですって。

それが生地もソースも手作りというピザ。
溶岩プレートで本格的に焼き揚げます。
直径は22cm。出来立てのアッツアツを味わえます。

「あちっ、うん、うん、美味しい。山ん中で本格的なピザ食べるって幸せですね」

ほんとですね。

お昼を食べたらいよいよ稜線歩き。楽しみだなぁ。

「稜線が綺麗に見えてますね。これからハイマツを縫うように登って」

@爺ヶ岳

「まずあそこに見えてる爺ヶ岳に登頂します」

はい。

わぁ、山が近い。360度どこを見てもアルプスの雄大な山並みが楽しめます。
鹿島槍ヶ岳の山頂まではおよそ5km。その間ずっと稜線の上を歩いて
行けるのがこのルートの魅力なんですって。

稜線を登ること1時間、稜線が見えてきた。

「はい、お疲れ様でした。爺ヶ岳の山頂に到着です。

@爺ヶ岳、南峰山頂(2660m)展望良さそう。

「目指す鹿島槍ヶ岳が綺麗に見えてますね」

今回はここで終わります。次回はこの爺ヶ岳山頂から鹿島槍ヶ岳山頂を
目指していきます。どうぞまたよろしくお願いします。

アバター
2020/08/20 22:37
こんばんは!そうですね、みとろさんという苗字は初めて知りました。
はい、そうですね。TVながらですがとても山の綺麗な空気のところで余計に
素晴らしい景色の中で美味しそうでした。
次回はそのガイドさんの三戸呂さんがある鳥の鳴きまねをします。
それをわたしが日記に書く予定です。
長文ですがまたどうぞお楽しみにしてくださいませ。
アバター
2020/08/20 21:56
みとろさんって珍しいお名前ですねw
山小屋のピザ美味しそう(*^^*)




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